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» 2011年04月22日 17時15分 UPDATE

あなたの不安、見積もります:Toodledo用ブックマークレット「EndTime2」って知ってる?

「Toodledo」を「タスクシュート」として利用するには必須のブックマークレットをご存じですか? いささかマニアックなツール「EndTime」がバージョンアップしました。

[佐々木正悟,Business Media 誠]

 いささかマニアックなツールかもしれませんが「Toodledo」を「タスクシュート」として利用するには必須のブックマークレットである「EndTime」がバージョンアップしました。

 「タスクシュート」とはシゴタノ!の大橋悦夫さんが開発したTaskChuteの原理を応用したタスク管理術。TaskChuteはExcelのマクロでシゴタノ!からダウンロードできます。

 Toodledoはクラウドでタスクを管理できるWebサービスですが、特徴的な点として、1)すべてのタスクに見積もり時間情報を付与できる、2)タスクリストごとに見積もり時間の総和を表示できる、3)柔軟なタスクリストを作成できる――のです。

 例えば今日の午前10時から12時までに私が行うべきタスクは図の通りです。D=10−12(コンテキスト)という2時間のセクション2.2hが入っていますから12分ほどあふれ出してしまいますね。

 これだけでも十分「タスクシュート」なのですが実際どれくらいあふれ出し、どれくらい遅れつつあるのかを時刻として知ることがタスクシュートの眼目。「私の午前中」が何時何分に終わるのかを知ることで、仕事のペースを上げたり一部をあきらめたりできるからです。

 残念ながらその機能はToodledoにはありません。そこでEndTimeというブックマークレットの助けを借りることになります。

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 現在表示しているタスクリストの処理にかかる時間の総和を現在時刻に加えることで、仮に全タスクに見積もり通りの時間をかけたら何時何分に終わるかをリアルタイムで教えてくれます。

 つまりこのペースで行くと13時1分まで私の「午前のタスク」が終わらないということですね。

 この情報は現在表示されているタスクリストごとに教えてくれますから仮に「今日一日」であれば次のようになります。なお「今日一日のタスク」のリストはToodledoの標準の検索条件設定で次のように設定すれば簡単に取得できます。

 これによって得られたリストについてEndTime2では次のように知らせてくれるわけです。

 私は仕事を進める上においてこの情報を非常に重視しています。これさえあれば時計はほとんど不要なほどです。もちろんミーティングの「開始時刻」や「夕食できたよ!」と怒鳴られないためにも結局時計は必要です。必要ですが仕事中は「終了予定」だけをチェックしていれば進捗ペースが妥当かそうでないか必要十分に分かります。時計を見てもそんなことは1つも分からないのです。

 TaskChuteの開発者である大橋さんなどは、この情報に「必要な睡眠時間」(設定で変える)を加算した時計を作るべきだとまでおっしゃっています。例えば8時間の睡眠が必要な人であれば、「このペースで仕事を全部終えて、かつ十分な睡眠を取ったらあなたが起きられる時間は9時32分です」といつでも教えてくれる時計がほしいというわけです。

筆者:佐々木正悟

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 心理学ジャーナリスト。専門は認知心理学。1973年北海道生まれ。1997年獨協大学卒業後、ドコモサービスに派遣社員として入社。2001年アヴィラ大学心理学科に留学。同大学卒業後、2004年ネバダ州立大学リノ校・実験心理科博士課程に移籍。2005年に帰国。著書に、『スピードハックス』『チームハックス』のほか『ブレインハックス』、『一瞬で「やる気」がでる脳のつくり方』、『やる気ハックス』などがある。「シゴタノ!−仕事を楽しくする研究日誌」にて「心理ハック」を連載中。ブログ「ライフハックス心理学」主宰。


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