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» 2011年07月01日 16時34分 UPDATE

あなたの不安、見積もります:Evernoteに「in-boxのまとめ」のススメ

いろんなアプリからEvernoteに情報を集めるようになると、ノートブック単位では不便な時が訪れます。そんな時に便利なのが各アプリのin-boxをまとめるための「in-boxスタック」なのでした。

[佐々木正悟,Business Media 誠]

 Evernoteの情報収集も慣れてくると、ほかのサービスを活用して自動的にEvernoteに情報が集まるようにしている人も多いと思います。

 最近ではTwitterのつぶやきをEvernoteにポストできる「ツイエバ」や、Evernoteに素早く送信できるiPhoneアプリ「PostEver」など駆使して、特定のノートブックが充実するように設定済みの人も多いでしょう。

いろんなアプリでEvernoteを使う時に気になること

 この方法は便利だし、知らないうちに自分で情報を充実させられるという楽しみもあります。けれどちょっとだけ改善の余地があると思っています。

 自動で情報を収集していくと不便なこともあるからです。例えばノートブックの名称を変更しにくくなります。ツイエバで特定のノートブックに自動で自分のタイムラインをまとめて送るのはいいのですが、その先のノートブックの名前を変えると、ツイエバの設定も変更しなければなりません。マメにそうすればいいだけの話ですが、意外に面倒に感じることもあるものです。

 また、特定のノートブックにただためていくだけの設定にしていると、そこがどこだか即座には分からなくなったとき、見に行かなくなります。非常に不思議なことですが、疲れているときの面倒くさがりぶりというのは自分でも驚くほどのレベルに達するものです。

いろいろなin-boxをまとめる


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 この問題の改善策として、in-boxをたくさん作るという方法があります。ちょっと前「ダブルin-box」という考え方が一部で流行しましたが、それをあちこちに応用したものです。つまり、ツイエバのin-box、PostEverのin-box、その他のin-boxにそれぞれ集めた情報を“in-boxスタック”として1つのin-boxにまとめてしまうのです。

 こうしておくと、自動で集まった情報に即座に接することができます。そしてある程度in-boxが溜まったら、本来あるべきノートブックにまとめて引っ越してやればいいのです。

 例えば私は1日分の写真をまとめてフォトボックスというin-boxに自動で送っています。これを一週間に一度ざっと見返して、「.LifeLog」というスタックのノートブックにガポッと移します。

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 たったこれだけの手間でも、少なくとも一度はすべての写真を見返すことができますし、in-boxを小分けにしておくことによってメインのin-boxを整理する時間がだいぶ短縮できます。すでに分かれているin-boxは全選択して一度に移すだけなので、一手間はいるとはいっても精神的に負担はありません。2日分でも3日分でもあまり変わりもありません。

 それにこうしておくことで、移動先のノートブックの名称を変えたくなったり、いっそタグにしてしまいたくなっても自由に変更できます。とにかくin-boxの名称さえ変えなければ他をいじっても、設定は変えなくてすむのでした。


筆者:佐々木正悟

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 心理学ジャーナリスト。専門は認知心理学。1973年北海道生まれ。1997年獨協大学卒業後、ドコモサービスに派遣社員として入社。2001年アヴィラ大学心理学科に留学。同大学卒業後、2004年ネバダ州立大学リノ校・実験心理科博士課程に移籍。2005年に帰国。著書に、『スピードハックス』『チームハックス』のほか『ブレインハックス』、『一瞬で「やる気」がでる脳のつくり方』、『やる気ハックス』などがある。「シゴタノ!−仕事を楽しくする研究日誌」にて「心理ハック」を連載中。ブログ「ライフハックス心理学」主宰。


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