フリーランスになったばかりの鳴海さんに誠 Biz.IDのT編集長が「SkyDesk」というクラウドサービスを教えた――。グループウェアにリアルタイムコミュニケーションとOfficeスイートを組み合わせて使えるSkyDeskを使って、鳴海さんはどのように仕事を進めて行くのだろうか。
富士ゼロックスのクラウド型グループウェア「SkyDesk」をテーマに、ライフハッカー[日本版]、TechWave、マイコミジャーナル、そして誠 Biz.IDの4誌が共同特集を始めます。本誌では某Webメディアを辞めたばかりの鳴海記者を起用。フリーランスになったばかりの彼は、どのようにSkyDeskを活用していくのでしょうか――。なお、巻末の関連リンクから各誌の記事にアクセスできます。
8月のある日、フリーランスの筆者に誠 Biz.IDのT編集長が「SkyDesk」というクラウドサービスを教えてくれた。このSkyDeskとは、SMB(中小企業)やSOHO向けサービスとしては「ネットプリント」に次ぐ富士ゼロックスのオンラインサービス。中身は、グループウェアにリアルタイムコミュニケーションとOfficeスイートを組み合わせ、1アカウントですべてのアプリを横断して利用できるようにするという非常に意欲的なものだ(参考記事)。
編集長からのお達しによると、このSkyDeskで筆者とのやり取りをすべて行ってみたいとのこと。さっそく登録して使ってみることにした。記事に関する打ち合わせや執筆作業、原稿のやり取りはすべてSkyDeskのアプリを使って行うのである。はたして1つのクラウドサービスですべての作業がまかなえるのだろうか。
ちなみにこれまでの筆者の仕事ツールは、以下のような感じ。
用途 | ツール |
---|---|
コミュニケーション系 | チャット:Skype、Facebook リアルタイムなやりとり:Twitter、Facebook メール:Gmail、TwitterのDM、Facebookのメッセージ |
グループ系 | スケジュール:Googleカレンダー ファイル共有:Dropbox、Evernote |
オフィス系 | 下書き、メモ:秀丸 提出用:MS Office 書類閲覧:Google Docs |
仕事の打診はだいたいTwitterのDMやFacebook(つまり友達経由)。詳細情報はGmailでもらい、打ち合わせなどの予定はGoogleカレンダーに登録。簡単な打ち合わせはSkypeで済ませる。仕事が遅れているときは気まずいのでTwitterを控える(笑)。成果物を提出するときはOfficeで清書するという流れだ。
TwitterやFacebook、GmailやGoogleカレンダーなど複数のツールを活用していると言えば聞こえはいいが、実際は少々面倒くさい。こうしたツールがまとまったSkyDeskを使えば「これらの作業がSkyDeskだけで終えられるなんて! SkyDesk最高!」となるかもしれない。ほのかな期待を胸にSkyDeskにアクセスするのであった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.