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» 2011年09月16日 08時30分 UPDATE

脱ガンジガラメの働き方:移動時間を賢く使う7つの方法と便利ツール (1/4)

移動時間はどんな時でも自分の自由に使える貴重な時間です。自由時間をどう作り出すか、そして細切れだからこそ使いやすい移動時間の使い道と役立つ便利ツールを紹介します。

[イクナイ,Business Media 誠]
誠ブログ

 仕事が詰まってくると、「家を出発→打ち合わせ→プレゼン→オフィスで作業→打ち合わせ→打ち合わせ→オフィスで作業→打ち合わせ→帰宅」なんていう状況に陥る事があります。

 そんな時はもはや自由時間というものはなく、ただただ目の前の責任とスケジュールに追われる“ガンジガラメな毎日”を過ごしがちです。しかしそんな時でさえ、いやたとえどんな時でも最後まで自分の自由になる時間があります。

 それが「移動時間」です。ガンジガラメな毎日だ! と感じざるを得ない状況では、移動時間の使い方が「お昼ご飯の時間を確保できるかどうか」に始まり、「今日は家に帰れるのか?」「週末の旅行は予定通り行けるか?」など、直近の人生を大きく左右します。

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高校生時代の塾と同じ

 思い返せばこの図式は、僕の高校生時代の「塾」とよく似ています。僕の高校は田舎町にありましたから、塾では授業の復習や予習みたいなことをやっていました。

 僕は塾が嫌いでした。当時の本音を言うと「塾なんかよりドラクエ(ゲーム)をやっていたかった」ので、自分の自由には使い難い「学校に滞在している時間」を、「学校以外で勉強しないで済むように努力する時間」と認識するようにしていました。

 今でも信じ難いような集中力で、学業の全てをいわゆる「朝のHR」→「帰りのHR」までに完結していました。3年生の夏休みが終わってから始めた受験勉強以外、定期テストだろうが夏休みの宿題だろうが、全てです。

 当時はゲームをしたい一心で成し遂げていたのですが、この「予定しているプライベートな時間のために、拘束されている時間の全てを拘束されないために使う」という考え方は、ともすればガンジガラメにハマりかねない実社会での日常を、どうこなしていくか考える時にとても良く似ています。

初期ガンジガラメ状態で「実は自分の自由になっている時間」をどう見いだすか

 実は日常感じるガンジガラメ感は、「気のせい」である事が少なくありません。蓄積するストレスが視野を狭窄(きょうさく)してしまい、結果逃げ道がないのではなく「見つけられなくなる」。これが初期ガンジガラメ状態であるといえます。

 そういう状態であれば、気の持ち方1つで状況は変わります。しかも能動的に変えられるのです。そんな時の懐刀として僕がお勧めしたいのが、移動時間の活用です。

 アナタは電車に乗るとき、誰かと一緒に乗るでしょうか? 車でオフィスに向かうとき、誰かと一緒でしょうか? 打ち合わせ場所に急いで向かうときのタクシー車内は、いつも誰かと一緒でしょうか? 家からオフィスに向かう徒歩道を、いつも邪魔するような悪者がいるでしょうか?

 どんなに仕事が交錯していても、どんなに四六時中代わりばんこに夜泣きする子どもがいても、移動時間は自由である事が多いのです。トイレも時間の分類としては似ていますが、大抵の場合は使命感と安堵感が邪魔をして、大したことができません。仮病休暇みたいに、変な後ろめたさと恐怖の緊急連絡におびえながら過ごす事もありません。

ガンジガラメ状態は、初期対策が有効

 ガンジガラメ状態は、初期であれば移動時間をうまく使う事で難なくやり過ごせます。現代人にとって、移動時間というのはそれだけ「長い」のです。しかも、移動時間は多少長くかかっても「大抵の場合は誰にも怒られない」という特性を持っています。

 「結構時間かかったね。大変だったね〜」という面目のもと、多少であればその長さですら自らコントロールできる。他に類を見ないこの「枠」を、うまく使わない手はないのです。

 睡眠時間を削って休暇を作る時代は終わりました。これからは、移動時間を使って寝る時間と愛情タップリのプライベートタイムを何とか捻出しましょう。

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