GmailとGoogle Calendarの組み合わせより、便利かもSkyDeskでオシゴト(1/3 ページ)

そもそもあれは暑い盛りの8月のある日。節電で冷房の効いていない駅のホームからふらふらと向かったSkyDeskの発表会。突然、誠 Biz.IDのT編集長から「その場で資料をすぐに共有せよ」という指令が下ったのだった。

» 2011年09月21日 11時00分 公開
[鳴海淳義,Business Media 誠]

 そもそもあれは暑い盛りの8月のある日。節電で冷房の効いていない駅のホームからふらふらと向かったSkyDeskのお披露目発表会である。誠 Biz.IDのT編集長に頼まれてきたものの、当の編集長は直前でドタキャン。おかげで猛暑の最中1人で発表会に行ったのである。

 しかも編集長は「ああ、鳴海くん、もらった資料を今すぐ送ってくれない?」とか無茶を言う。「資料は数Mバイト以上ありそうなのに。そもそも、あんたの会社のメールサーバ、容量制限がきついんだよ……」と思いながら、ハッと気づいた――。

T編集長の無茶を何とか聞く方法

 というわけで前回前々回とPC版を中心にSkyDeskの基本機能やCRM機能についてリポートしてきた。しかしSkyDeskにはもう1つの目玉機能、iPhoneアプリがある。アプリからコミュニケーション機能や文書管理機能などを利用できるため、ネットのつながらない外出先や移動中では非常に心強い存在だ。

 筆者も発表会で聞いたそばからSkyDeskをさっそくiPhoneにインストール。ちなみに現在使えるiPhoneアプリは「SkyDesk Mobile」「SkyDesk Cards」「SkyDesk Docs」の3種類。このうちSkyDesk Cardsは前回紹介した名刺登録、管理アプリだ。SkyDesk Mobileは主にメールやカレンダーなどのグループウェア機能を、SkyDesk Docsは文書管理機能を利用できる。

 発表会場で共有した資料のデータをSkyDesk Docsに保存しておけば、簡単にオフィスにいるTさんと情報共有が可能だ。さっそく資料をSkyDeskにアップロードする筆者であった。


発表会の資料をカメラで撮影し、撮影した画像をiPhoneアプリ「SkyDesk Docs」にアップロード

SkyDesk Docsのトップ画面ではアップしてあるすべてのドキュメントを閲覧できる。ただしiPhoneアプリから編集はできない

 ただし、これだけではTさんに共有できない。SkyDeskではセキュリティに配慮し、アップロード=共有とはならないのだ。

 一旦PC版のDocsを開くと個人フォルダにさきほどアップロードした資料が同期できている。これを選択して、組織グループ「Biz.ID」に共有すると、Tさんも見えるようになったはずだ。

 メールで添付では、十数枚の資料を添付するのはけっこうな手間。容量も大きくなってしまう。SkyDeskで共有を設定する方がやはり便利だった。

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