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» 2012年03月01日 16時40分 UPDATE

手帳2013:fILOFAXもiPad対応? カスタマイズ可能な綴じ手帳「flex」の2013年版を見てきた

早くもfILOFAXの綴じ手帳「flex」の2013年版が発表に。綴じ手帳なのにカスタマイズ性が高いflexの新モデルはどのように変わったのか、リポートしたい。

[舘神龍彦,Business Media 誠]
st_ffa.jpg fILOFAXのシステム手帳。いずれも新作新色

 2月23日、DKSHジャパンが新製品を発表した。

 同社はスイスのグローバル企業DKSHグループの一角をなす会社であり、ドイツ製の筆記具ブランド「LAMY」やイギリス製の手帳「Letts」など文房具を含む海外製有名ブランドを輸入している代理店でもある。


注目はカスタマイズ可能な綴じ手帳「flex」

 筆者の注目は、綴じ手帳「flex by fILOFAX」。fILOFAXは、1921年にイギリスで誕生したシステム手帳の元祖だ。代名詞とも言えるバイブルサイズは、1980年代に日本で大ブームになった。

st_ffb.jpg flexのカバーとリフィル冊子各種。システム手帳の商品構成を踏襲し3つのサイズにそれぞれ各種冊子(ノート、ダイアリー)を用意。いずれも価格は未定

 そのfILOFAXが手がける「flex」だが、手帳カバー、ダイアリー、アドレス帳などの各種オプションリフィルのシリーズ構成。DKSHジャパンでは9月から国内市場に投入するという。

 fILOFAXブランドが発売する綴じ手帳はこれが最初ではない。「数年前にもfILOFAXブランドでの綴じ手帳はありましたが、冊子にカバーをつけたようなオーソドックスなスタイルでした。今回の製品はカスタマイズ性を重視しています」(DKSHジャパン)。

 システム手帳はカスタマイズ性の高さが特徴だ。バインダーに各種記入用リフィルやアクセサリーを組み合わせることで誰でも自分だけの手帳を作り出せる。ただスマートフォンやタブレットが普及しつつある現在の状況を考えると、ややかさばることも事実だ。また、情報の保管先そのものがスマートフォンなどのデジタル機器に置き換わっていることが多くなっている。

st_ffc.jpg flexシリーズの一例。カバーの左、右のそれぞれの部分が左右から冊子を挿入できる様になっている。これはメモパッドと横罫ノートを組み合わせたところ

 そこで登場したのがflexだ。カバーは3種類で、これはシステム手帳のミニ6穴、バイブルサイズ、A5サイズを踏襲したものだ。核となる手帳カバー(ミニ6穴)は、カバーの内側からだけでなく、外側からも冊子を差し込める。

 また、右内側には、メモパッドを差し込むためのスリットを設けている。カバー素材は、グレインプリント、スムース、スムースレザー、リザードプリントレザーの4種類を用意した。


st_ffd.jpg A5のflex。写真左に出ているペンホルダー部分は下敷き兼用。そのまま抜いて、中央や左部分にも挿せる。
st_ffe.jpg 下敷き兼用のペンホルダーは中央にもセット可能

st_fff.jpg A5版の大型オーガナイザー。専用パッドをセットしたところ
st_ffh.jpg A4版大型オーガナイザー。

iPadが収納できるA5版のオーガナイザーを参考出品

st_ffg2.jpg システム手帳のシリーズ「apex」。表面の細いバンドが特徴で開閉がしやすい

 このほか目を引いたのは、iPadが収納できるA5版のオーガナイザー(参考出品のため、残念ながら写真掲載は許可が下りなかった)。これはカバー内側の右側にiPad収納部をもち、左側にはA5版バインダー部分(着脱可能なフラットなタイプ)を持つものだった。

 flexは、システム手帳の考え方を継承しつつも、カスタマイズが簡単なのが特徴だ。日本でも多くのユーザーが手帳のカスタマイズを実践するようになっており、flexが日本の手帳ユーザーにどのように受け入れられていくのか、今後も注目していきたい。

著者紹介 舘神龍彦(たてがみ・たつひこ)

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 アスキー勤務を経て独立。手帳やPCに関する豊富な知識を生かし、執筆・講演活動を行う。手帳オフ会や「手帳の学校」も主宰。主な著書に『手帳進化論』(PHP研究所)『くらべて選ぶ手帳の図鑑』(えい出版社)『システム手帳新入門!』(岩波書店)『システム手帳の極意』(技術評論社)『パソコンでムダに忙しくならない50の方法』(岩波書店)など。誠Biz.IDの連載記事「手帳201x」「文具書評」の一部を再編集した電子書籍「文具を読む・文具本を読む 老舗ブランド編」を発売


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