SNS中毒にならないために、スマホからのアクセスを一時的にブロックする方法3分LifeHacking(1/2 ページ)

スマートフォンを使うようになってからTwitterやFacebookなどのSNSをだらだらみたり、頻繁にメールチェックをしたりと、実は時間を無駄に使っていませんか? そうした習慣を改めたい人にお薦めのハックを紹介します。

» 2012年03月02日 10時00分 公開
[Thorin Klosowski(訳:的野裕子),ライフハッカー[日本版]]
ライフハッカー[日本版]

 仕事が終わって家に帰っても、メールをチェックしたりSNSをダラダラ見たり、何となくネットサーフィンしてPCの画面を眺め続けて、時間を無駄にしがち……。PCに1日中クギ付けなのは明らかに不健康です。しかし、こういった不健康な習慣を改めるのにも、PCとインターネットが役立ちます。

 最近の研究では、スマートフォンがストレスの原因になることも明らかになりました。スマートフォンを使えば簡単にインターネット接続ができ、SNSの情報や通知も常に受けられる。一見便利なようですが、それが特にストレスになりやすいようです。

 TwitterやFacebook、メールなどを小まめにチェックするタイプの人は、1日のうちの決まった時間だけは、それらをシャットアウトしてみましょう。別に見ないようにするだけなので、どうしても我慢できなくなったらチェックしてもいいです。シャットアウトしようという意識があれば、少なくとも時間や頻度は減るでしょう。

ルータでSNSとメールをブロックする

 次にシステム的にシャットアウトする方法。夕飯を食べている間、ルータの段階でアクセスをブロックしてしまうのが、一番試しやすいのではないでしょうか。夕飯の時間帯なら、そこまで問題もないと思います。電話をブロックしても、無線のネットワークに切り替えられるので、そこまでする必要はないでしょう。この場合、ある一定の時間だけすぐにインターネットにアクセスできないようにするだけでいいです。

 まず、ルータへアクセスします。通常ブラウザは、例えば「192.168.1.1」といったルータのIPを必要としていると思いますが、ルータによって異なるので、自分のルータのIPをチェックしてください。Windowsなら[アクセサリ]→[コマンドプロンプト]で「ipconfig」と入力して実行し、Macなら[システム環境設定]→[ネットワーク]の詳細から確認できます。

 分からない場合やIPアドレスが無効になっている場合は、ユーザーマニュアルやルータのガイドなどで確認してください。ユーザー名とパスワードを入力したら(繰り返しますが、この辺りの情報は人によって違うので、二度手間にならないようにマニュアルを参照してください)、ルータのセットアップメニューにアクセスします。

 ほとんどのルータには、「アクセス再構築」といった似たような名前のタブがあります。1日のある一定時間だけWebサイトにアクセスをしないように、ルータの設定が可能です。タブをクリックして、設定画面を見てください。ルータによって違うと思いますが、大事なところは同じです。原文筆者のルータ(Linksys)では、アクセスをブロックする方法にもいくつかの設定があり、それぞれ異なる手段や時間がかかります。

 例えば原文筆者のルータの場合、「http://www.facebook.com」と「http://app.facebook.com(スマートフォンアプリからFacebookにつながるURL)」は午後5〜8時の間、指定した日はアクセス不可にできます。また、「Edit List」をクリックすればブロックしたいIPアドレスを追加することも可能です。

 他の人とネットワークを共有したり、全てをブロックしたりしたくない場合は、個別のMACアドレスを入力しましょう。MACアドレスとは「00:00:0000:00:00」のような英数字の組み合わせで、通常はスマートフォンの設定メニューで調べられます(iPhoneの場合は「Wi-Fiアドレス」)。設定が完了したら保存しましょう。これで、夕飯の時間帯にFacebookへのアクセスができなくなります。同じような設定をTwitterやメール、ブロックしたいWebサイトなどに適用すればOKです。

 スマートフォンのWi-Fi接続オン/オフを切り替えてサイトを見ないようにする方法もありますが、この方法なら、Wi-Fiが使える間もサイトがブロックされ、「通知」を受けることもなくなります。完ぺきではないとしても、ネットを見る最初のきっかけになり得る「通知」を断ち切るようにしておいた方がいいです。

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