スマホを家のWi-Fiネットワークにアクセスできないようにするのは、iOSでは少々面倒ですが、Androidでは簡単です。
Androidでは、時間によってタスクを自動化できます。「Tasker」を使う方法が一般的かもしれませんが、「AutomateIt」や「Llama」など、他の自動化アプリでも同様のことは可能です。好きなツールを使って、インターネットへの入り口となるWi-Fiやモバイルデータの設定を切るようにしましょう。帰宅してすぐにメールを何度もチェックするなど、中毒な場合は、特定の場所をロックするようにも設定できます。
Androidと違って、iOSは自動化できるオプションはそこまで多くはありません。上記のルータの方法が一番いいと思いますが、それでもダメな場合は、ホーム画面に「機内モード」へクイックアクセスするショートカットを追加できます。[設定]→[通知]で、SNSアプリからの通知もシャットアウトが可能です。通知がなくてもアプリにアクセスできますが、少なくとも何かある度に毎回チェックするようなことはなくなるでしょう。
最終手段としては、ペアレンタルコントロールを使って、全てのアプリにアクセスできないように設定する手もあります。これは、どんな方法をも意味をなさないものにしてしまうほど破壊力のあるやり方です。画面から一時的にアプリを除去して、使いたい時にはパスワードを要求するようになります。「意志が弱い」という自覚のある人は、iPhoneからアプリを削除して、PCからしかSNSにアクセスできないようにするしかないかもしれません。
以上、スマートフォンでネットサーフィンをしていて時間を無駄にしてしまう……という人は、このやり方で何かしらブロックすれば、家で有意義な時間を過ごせるのはもちろん、ストレスも軽減できることでしょう。常にFacebookやメールをチェックしてしまうような中毒気味の人でなくても、1日のうち数時間(もしくは数日)、インターネットから解放されるのはとてもいいことです。
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