行動を起こす場面をイメージする習慣がない人は意外に多いものです。そして自分自身にその自覚がないのも普通です。しかしそのままでは「違う解釈もありうる」ことに気付きません。
今回の課題テキスト1を読んで、「難解なことが書かれている」と思う人は誰もいないことでしょう。でも、そういうときこそ「具体的な行動を起こす場面をイメージ」してみてください。パッと見て「あ、簡単な内容だな」と感じるとそれを甘く見て、よく考えもしないで分かったつもりになるのは危険です。
一見して難しいものならかえって警戒してよく考えるのに、簡単そうに見えるから分かったつもりになる→考えない→実はよく理解していない、というパターンは非常に多いのです。
改めて繰り返しますが、「行動を起こす場面をイメージすること」、簡単に見えるものほど、これには気を付けたいところです。
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IT技術者の業務経験を通して「読解力・図解力」スキルの再教育の必要性を認識し、2003年からその著述・教育業務を開始。2008年は、「専門知識を教える技術」をメインテーマにして研修・コンサルティングを実施中。近著に『ITの専門知識を素人に教える技』、
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