すき間時間にスマートフォンでFacebookのフィードを読むのではなく、数分だけでも仕事の効率を上げるために有効活用してはどうでしょうか? あるコツを紹介します。
スマートフォンが登場して以来、短い待ち時間をつぶすのがとても簡単になりました。そうしたすき間時間にゲームをするのもいいですが、もっと有効活用したいと思ったことはありませんか? 事実、先延ばしにしていた小さなタスクをやって仕事全体の生産性を上げるといったことは可能なのです。今回はこのようなスキマ時間を有効活用する方法を紹介します。
スマートフォンのアプリにはたくさんの「仕事効率化アプリ」がありますが、実際に使ってみるとあまり使えないものも多いですよね。かといってすき間時間をFacebookのフィードを読むために使うのではなく、数分だけでも仕事の効率を上げるために有効活用してみましょう。まずは、メールについての具体例から紹介していきます。
誰でもメールの受信ボックスには未返信のメールが残っているものです。このようなメールは大抵、処理に2分もかからない簡単なメールですが、つい先延ばしにするうちにどんどん積み重なっていきます。
探すだけでも大変なので、普段から整理して見つけやすくしておくことが重要です。シンプルで分かりやすのが「暇つぶし」という名前のフォルダを作ることです。あとは作成した暇つぶしフォルダに、すぐに返信できるメールを見つけてこのフォルダに入れるだけ。待ち時間などで未返信メールを一気に片付けてしまいましょう。
普段使っているToDoリストには、多くの簡単なタスクを書いていると思います。例えば「ちょっとした電話をかける」「メールを送る」「○○について少し調べる」「新しい靴を買う」といったものです。このような簡単なタスクは、重要なタスクと同じToDoリストに書くのではなく、スマートフォン上のToDoリストに分けて書いておきましょう。そうすることで、短い空き時間に簡単なタスクだけを片付けられます。
もしこれが難しければ、単純にToDoリストを整理しましょう。必要ないタスクを削除したり、並べ替えて見やすくしたりすることで、タスク管理を最適化しましょう。
これはあまり具体的ではないかもしれませんが、退屈しているときこそ創造力を高めるのに適しています。クリエイティビティを刺激するには、ブログ用に好きな文章を書いたり絵を描いたりといった方法がありますが、自分の好きな方法を選びましょう。
原文筆者は、「Mindjet」というアプリを使ってマインドマッピングをするのが好きなのだそう(App Store/Google Play)。ポイントは、あとで良さそうなアイデアだけを回収すると決めて、普段はバカバカしいと思ってしまうようなアイデアでもとにかくたくさん書き留めることなのだとか(参照記事:SaaSでマインドマップ――MindJet Connectが登場)。
その他の方法として、簡単な脳トレをするという手もあります。脳のトレーニングをしたからといって頭が良くなるわけではないですが、特定のゲームや論理パズルなどで頭を動かせば脳に良い影響があることが分かっています。
例えば、クロスワードパズルはアルツハイマーなどの認知症に効果があると考えられています。もし、クロスワードパズルがあまり好きではないなら、テトリスも脳を活性化することが分かっています。
また、すき間時間に何か新しいことを学ぶこともできるでしょう。Wikipediaのような辞書系アプリを活用すれば、時間をつぶしながら新しいことが学べるので一石二鳥です。
以上、今回紹介したアイデアはとてもシンプルなものばかりです。上記4つの方法に共通するアイデアはすき間時間を有効活用して生産性を上げるということです。まず、簡単なタスクを整理することから始めてみてはどうでしょうか? 小さなことですが、大きな効果を実感できるはずです。
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