Androidブラウザから2ステップでTwitterに投稿――Sleipnir Mobile 2.1

フェンリルは、Android向けWebブラウザの最新版「Sleipnir Mobile for Android 2.1」を公開。PC版で搭載しているWebサービス連係機能に対応した。

» 2012年07月19日 16時15分 公開
[上口翔子,Business Media 誠]

 フェンリルは7月19日、Android向けWebブラウザの最新版「Sleipnir Mobile for Android 2.1」を公開した(Google playのリンク)。対応OSは、Android OS 2.1以降。

 主なアップデート内容は、PC向けWebブラウザの最新版「Sleipnir 3.5」で搭載したWebサービス連係機能を持たせたこと。Sleipnirから直接、TwitterやFacebookに投稿したり、DropboxやEvernoteに閲覧中のページを送信できる。

 具体的には、タブバー左端のボタンを押してアクションパネルを表示。そこから「共有」「あとで読む」「クラウドに保存」の各アイコンを選択して各種操作を実行する。

アクションパネルを表示した画面。下から2段目が各種操作のアイコンとなる。左から共有、あとで読む、クラウドに保存を指す

 各アイコンに対応しているWebサービスは以下の通り。

  • 共有:Twitter、LinkedIn、Facebook、Tumblr、Flickr、Google+
  • あとで読む:Readability、Instapaper、Pocket
  • クラウドに保存:Dropbox、Evernote、SkyDrive

   左から共有、あとで読む、クラウドに保存の各操作を実行している様子

 こうした操作は、これまでも複数のアプリを組み合わせることで可能だった。それがSleipnir Mobile for Androidであれば、最短2ステップで実行できるというわけだ。

 なお利用に当たっては、事前にフェンリルのマルチデバイス同期サービス「Fenrir Pass」のIDを取得し、認証ページにて各種Webサービスと同期しておく必要がある。一度同期をしておけば、その後はID/パスワードの入力は不要だ。

各種Webサービスとの認証ページ

 その他、閲覧中ページのURLをスマートフォンに送信できる機能も搭載した。ランチャーのように機能するアプリ「Sleipnir Linker」(App StoreGoogle Play)をインストールしてあるスマートフォンにURLをポップアップ通知する。クリックでブラウザを起動し、URLを開くという操作だ。

Sleipnir LinkerをインストールしているiPhoneにURLを送信した場合の画面(フェンリルのブログより)

 Sleipnir Linkerは、PC向けのSleipnir 3.5をリリースした際に公開したアプリで(iOS版は7月19日に公開)、Sleipnir 3.5から電話番号や住所を通知することも可能だ

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