フェンリルは、Android向けWebブラウザの最新版「Sleipnir Mobile for Android 2.1」を公開。PC版で搭載しているWebサービス連係機能に対応した。
フェンリルは7月19日、Android向けWebブラウザの最新版「Sleipnir Mobile for Android 2.1」を公開した(Google playのリンク)。対応OSは、Android OS 2.1以降。
主なアップデート内容は、PC向けWebブラウザの最新版「Sleipnir 3.5」で搭載したWebサービス連係機能を持たせたこと。Sleipnirから直接、TwitterやFacebookに投稿したり、DropboxやEvernoteに閲覧中のページを送信できる。
具体的には、タブバー左端のボタンを押してアクションパネルを表示。そこから「共有」「あとで読む」「クラウドに保存」の各アイコンを選択して各種操作を実行する。
各アイコンに対応しているWebサービスは以下の通り。
こうした操作は、これまでも複数のアプリを組み合わせることで可能だった。それがSleipnir Mobile for Androidであれば、最短2ステップで実行できるというわけだ。
なお利用に当たっては、事前にフェンリルのマルチデバイス同期サービス「Fenrir Pass」のIDを取得し、認証ページにて各種Webサービスと同期しておく必要がある。一度同期をしておけば、その後はID/パスワードの入力は不要だ。
その他、閲覧中ページのURLをスマートフォンに送信できる機能も搭載した。ランチャーのように機能するアプリ「Sleipnir Linker」(App Store/Google Play)をインストールしてあるスマートフォンにURLをポップアップ通知する。クリックでブラウザを起動し、URLを開くという操作だ。
Sleipnir Linkerは、PC向けのSleipnir 3.5をリリースした際に公開したアプリで(iOS版は7月19日に公開)、Sleipnir 3.5から電話番号や住所を通知することも可能だ。
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