サイボウズは8月6日、大規模企業向けのグループウェア「Garoon on cybozu.com」をアップデート。部門横断プロジェクトを支援するスペース機能やメール機能を強化した。
サイボウズは8月6日、大規模企業向けのグループウェア「Garoon on cybozu.com」(以下、Garoon)をアップデートした。部門横断プロジェクトを支援するスペース機能やメール機能を強化している。
Garoonは、スケジュール管理や設備予約、ToDoリストの管理などの機能を備えたグループウェア。ワークフローやプロジェクト管理ツールとしての役割も果たせる。料金は初期費用が無料で、301〜1000ユーザーで契約の場合に1ユーザー当たり月額800円。
今回のアップデートでは主に(1)スペース機能(2)メール機能の2点を強化した。
まずスペース機能は、共有ToDoと呼ぶチーム内のタスクをスケジュールに表示するようにした。遅延中のToDoには「!」が付き、当日のスケジュールに反映。ToDoの抜け漏れを防ぎ、プロジェクトをよりスムーズに進行できるようにした。
スマートフォンからのアクセスにも対応。これまでWebブラウザのみの閲覧に限っていたスペース機能を、専用アプリ「サイボウズ KUNAI」から利用可能になった。コメントや共有ToDoの登録、写真の添付ができる。
その他、ユーザーから要望が多かったというドラッグ&ドロップでのファイル添付にも対応している。
メール機能は、あて先の自動予測をするようになった。文字列を入力するたびに候補を絞り込み、アドレス帳を検索する手間を省略。メール送信時の工数を大幅に削減できるとしている。
加えて、メール機能でのやりとりを、社内のメンバーのみが閲覧する「メッセージ」に転送する機能も搭載した。例えば社外からの個別メールを社内で共有し、議論するという用途で利用できる。
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