ToDoリストって、「ああ、まだこれだけやらなきゃ……」と思ったり、気が進まない用事がずっと消せないで残っていたりしまうよね。そうした人にオススメしたいのが、Done(やったこと)リストを付けることです。
こんにちは、ライフハッカー[日本版]編集委員の早川大地です。今回紹介するのは、最近実践しているおすすめハック。ToDoリスト(やること)じゃなくてDone(やったこと)リストを付けることです。
ToDoリストって、いくら用件を列挙しても「締め切りがないもの」や「やってもいいけど、やらなくてもいい」的な用事がまったく消化されずに困ったりしませんか? 僕のToDoリストも、そうした項目が延々と残ってしまっていました。また、締め切りのある用事だとしても、むしろ締め切りが明記されているせいでギリギリまでやらなかったりして、「ToDoリストってあんまり効果ないんじゃないか?」と思っていたのです。そこで、TodoではなくDoneリストを導入しました。
Doneリスト的な機能を持ったTodoリストアプリはいくつかありますが、僕の場合は専用ソフトを使うことはなくて、シンプルにEvernoteのチェックボックス機能を使っています。Evernoteのパネルにあるこのボタン(下図参照)でチェックボックスを作ることができます。
あとは非常に原始的に、このように日付などもテキストで書き込み、1カ月単位で別のノートにしてしまっておきます。どんな細かいこともどんどん書き込み、ついつい後回しになりがちな公共料金の支払や病院など、仕事でも遊びでもない雑務のようなものもどんどん書き込んでいきます。そうすると、書き込みたいがために、めんどくさい仕事を先にこなすようになったりもします。
Doneリストを使いだすと、以下の3つの効果が感じられました。
- 成果が蓄積されるので達成感がある
- 蓄積される結果が見たいがために、作業をやるようになる
- 締め切りがあるものも早め早めに進めるようになる
そもそもToDoリストって、「ああ、まだこれだけやらなきゃ……」と思ったり、気が進まない用事がずっと消せないで残っていたりと、あまり健康的じゃなくなりがちですよね。その点Doneリストなら「もうこれだけやったんだ! よし、もうちょいやっちゃおう!」とポジティブな気持ちになれますし、自然リストをチェックすること自体が楽しくなります。
なんといっても、前向きになれることはすべてのハックの基本かもしれません。というわけでぜひお試しあれ!
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