ハーマンミラーのセイルチェア、“アボリジニ”な座面の限定品

ハーマンミラージャパンは、世界各地のデザイナーとコラボしたセイルチェアの限定品を発売する。第1弾はオーストラリアのアボリジニアーティスト、ミニー・プーラの作品を座面張地に採用した。

» 2012年09月05日 19時50分 公開
[上口翔子,Business Media 誠]
レッド
イエロー
グレー

 ハーマンミラージャパンは、ワーキングチェア「セイルチェア」の限定品を発売する。世界各地のデザイナーとコラボし、第1弾はテキスタイルメーカー、ウォーヴン・イメージ(Woven Image)と手掛けたもの。受注期間は2012年9月29日〜12月17日となっている。

 セイルチェアは、人間工学に基いて、いすに求められる機能を持たせたワーキングチェア。デザインコンセプトは、「枠にとらわれないで生きる人」。限定品第1弾のラインアップは、カラーがレッド、イエロー、グレーの3色から選べる。価格はレッドとイエローが7万5600円、グレーが7万2450円。

 座面張地のデザインは、オーストラリアのアボリジニアーティスト、ミニー・プーラ(Minnie Pwerle)氏が担当した。大胆で力強い色使いが特徴。女性の儀式で使うボディペインティングの平行線や、アボリジニのブッシュトマトやブッシュメロンを象徴する丸い形をテーマに制作したという。

 ハーマンミラージャパンでは今後、日本のテキスタイルを使用した限定品も発表するとしている。


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