Evernoteが実施した連係アプリコンテスト「Evernote Devcup」。その最終選考結果を、各候補者のプレゼン内容も含めてお伝えする。
SMS機能を使ってEvernoteをフィーチャーフォンでも使えるようにしたり、Evernoteへの投稿をテンプレ化して同じような投稿を素早くできたり、Webページの写真をスマホで素早く選んでEvernoteに投稿できたり――。
こんなEvernote連係アプリのコンテストが「Evernote Devcup」だ。2011年から開催しており、2012年は2回目。8月24日に米国サンフランシスコで開催したイベント「Evernote Trunk Conference 2012」の中で上位3チームを決定した。
最終選考に残った6チームは、5〜10分のプレゼンテーションで作品をアピール。その後、会場の観衆がSMSまたはTwitterから気にいった作品に投票した。その結果を踏まえた選考の後、グランプリ、準グランプリ、3位のチームが決定した形だ。
まずは3位から紹介しよう。3位は、ブラジルチームが開発した携帯電話とEvernoteの連係アプリ「EV」だ。スマートフォンが普及した現在でも、世界にはまだ多くの携帯電話ユーザーがいることに着目して開発したという。「スマホユーザーじゃなくてもEvernoteが使えるように」というコンセプトをプレゼン中も強調していた。
あらかじめPCの専用ページでEvernoteのアカウントと携帯電話番号をひも付けておくことで、SMS経由でEvernoteの新規ノート作成や、既存ノートの検索、携帯のリマインダ設定が可能になる。
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