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» 2012年09月18日 11時30分 UPDATE

カラテカ入江の「後輩力」:吉本芸人に学ぶ「上司、先輩のリスペクト」精神 (1/4)

友人5000人芸人で話題のカラテカ・入江慎也さん。実は入江さんも最初は、人付き合いで悩んでいました。でも「後輩力」に気が付き、後輩力を磨くことを心掛けてからは、一気に状況が変わったのです。

[カラテカ・入江慎也,Business Media 誠]

集中連載『後輩力 凡人の僕が、友だち5000人になれた秘けつ』について

shk_kohai00.jpg カラテカ・入江慎也さん

 友人5000人芸人で話題のカラテカ・入江慎也が人付き合いの秘けつをすべてさらす!

 人間関係でうまくいかないことって多くないですか? 会社の上司や部下、学校やサークルでの先輩後輩、ご近所付き合いなど、私たちの周りはさまざまな人間関係で成り立っています。

 つまり、人づきあいがうまくいけば、仕事もプライベートも、すべてがうまくいくのです。僕のもとにはよく、友達作りや人づきあいについての相談がもちかけられます。「どうしたら友達をたくさん作ることができるんですか?」「人づきあいがスムーズにできる方法があったら教えてください」人づきあいで悩んでいる人は多いと思います。

 「友達5000人芸人」といわれるぼくですが、実はぼくも最初は、人付き合いで悩んでいました。でも、「後輩力」に気が付き、「後輩力」を磨くことを心掛けてからは、一気に状況が変わりました。

 この本では、僕がなぜ友達5000人になれたのか、いろいろな分野の友達や知人を増やすことができたのか、その秘けつである「後輩力」を紹介します。


目次

  • 第1章 後輩力の掟
  • 第2章 後輩力の磨き方
  • 第3章 後輩力マナー講座
  • 第4章 もしものときの後輩力

 「うちの上司はダメダメなんだよね」「先輩の言うことがコロコロ変わって、まっくやってられない」――こんな会話、会社の同僚としてないですか?

 よく市場調査などで出てくる「仕事での嫌なことのトップ10」には、上司や先輩へのクレームがたくさん入っているそうです。上司や先輩を目の上のたんこぶみたいに思っている人が多いみたいですね。

不平、不満は無意識に行動に表れる

 人は相手を見下したり、不平不満を抱えたりしていると、無意識に行動や表情に表れたりするもの。相手に伝わってしまう可能性もあります。そうなったら、あなたにとってはデメリットだらけです。風当たりが強くなったり、厳しいノルマを課せられたり……。人は感情の生き物で、正論では通用しないことが多々あると思うんです。

 それなら、相手の嫌なところやダメなところに目を向けるのはやめましょう! それよりも相手のいいところを探し、リスペクトする。それこそが後輩力で大切なことです。

 いいところを探していると、例えば嫌いだったり、苦手だったりする人がだんだんそうじゃなくなっていくなんてことにもなるはず。負の感情は自分のためにもなりませんし、楽しくないですよね。だったら、人間関係もどんどんポジティブに変えていきましょう。ポジティブでいくと幸せもついてくると思います。

 後輩力は、上司や先輩のご機嫌取りをするものではありません。上司や先輩とつながりを強くしたい、親しくなりたい、そんな思いをサポートするための方法です。

「相手ありき」の発想をしよう!

 これまで芸人をやってきて16年、たくさんの芸人を見てきました。それで、気が付いたことがあります。周囲の評価が高い人や、「できる」と言われている人の多くが、「相手ありき」の発想をしているんです。

 芸人って、「自分の好きなことを好き勝手にやっている人」っていうイメージがあるかもしれませんが、実はそんなことはありません。テレビでもライブでもそうです。僕らは、お客さんや視聴者に笑ってもらったり、楽しんでもらってナンボの仕事。いつも「どうしたら、面白いと思ってもらえるか」を考えているんです。

 さらに、上下関係もけっこう厳しい世界。そうなると、「自分がこうしたい」よりも、お客さんや先輩などの「相手が何を望んでいるのか?」を最初に考えるようになります。

 上司や先輩をリスペクトしよう、と書きましたが、リスペクトするということは、相手のことを考えて行動する、相手に配慮することが大切です。相手はどんなことを考え、どんなことに喜びを感じるのか。相手が求めていることを考え、理解し、その上で行動する。これは会社の営業職なども同じだと思います。ときに事前リサーチし、相手の気持ち、立場に身を置けるような聞き上手になることが求められます。

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