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» 2012年10月24日 11時00分 UPDATE

新連載・ボクの不安が「働く力」に変わるとき:不安や悩みを相談できない――そんな人にオススメの方法 (1/3)

職場の人間関係に悩んだり、過大な目標に悲鳴を上げている人も多いのでは。「悩みや不安は人に相談したほうがいい」といった声をよく聞くが、そもそも相談するのが苦手な人はどうすればいいのか。そんな人に「ココロの整理の仕方」を紹介する。

[竹内義晴,Business Media 誠]

ボクの不安が「働く力」に変わるとき:

 「毎日しんどいなあ。どうしたら、もっと楽しく働けるんだろう」――。

 先行き不透明なビジネス環境が続いている。ストレスが多くギスギスした人間関係の職場で、「いつか“うつ”になるかもしれない」と不安を感じながら働いている人も多いのでは。

 本連載『ボクの不安が「働く力」に変わるとき』では、労働者一人ひとりが抱えているメンタル面やモチベーションの課題、職場が抱えているコミュニケーションや人間関係の問題などを取り上げ、「どうしたら楽しく働く環境をつくれるか」をテーマに考えていく。

竹内義晴・(たけうち よしはる)

 1971年生まれ。経営者、教師、コンサルタント、コーチ、カウンセラーなど、リーダー層を支えるビジネスコーチ。人材育成コンサルタント。

 自身がプレッシャーの多い職場で精神的に追い込まれる中、リーダーを任される。人や組織を育てるには、マネジメントの手法だけでは太刀打ちできないことを痛感。優れたリーダーたちが使う卓越したコミュニケーションスキルを学び、実践。チームの変革に成功する。実践の経験から、難しいコミュニケーションスキルを誰もが現場ですぐに使えるようにした独自の手法「トライアングルコミュニケーションモデル」を考案。実践的なコミュニケーション方法を伝えるコミュニケーショントレーナー。

 米国NLP協会認定NLPトレーナー、NPO法人しごとのみらい理事長。著書に『「職場がツライ」を変える会話のチカラ』(こう書房)がある。

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 不景気、先行きの不透明感……誰もが知っているあの大企業でさえも業績が振るわず、業務提携やリストラをするといったニュースを聞かない日がありません。「この先、自分の会社がどうなってしまうのだろう」「この先、働き続けることができるのかな」といった不安を抱いている人も多いのではないでしょうか。

 また、先行きの不透明感は、私たち労働者にも大きな負担として容赦なく降りかかってきます。過大な目標達成を強いられ、毎日のストレスに悲鳴を上げたり、ギスギスした職場の人間関係にウンザリしている人もいるでしょう。

 そんな人に「悩みを抱えたときのココロの整理の仕方」をご紹介します。

周りの人に相談するのもいいけど

yd_nayami1.jpg 仕事の悩みを周囲の人に相談するのもいいけど(写真と本文は関係ありません)

 「悩んだときは、周りの人に話をすると気持ちがずいぶんと軽くなるよ」――こんな話をよく耳にします。最近、うつやメンタルヘルスに関する情報もよく見聞きしますが、それらの情報にあるのは「1人で悩まず、まず相談」というフレーズですよね。

 私自身、以前は「過大な納期のプレッシャー」「人を見ようとせず成果ばかりを求められるストレス」「働く仲間をフォローしようとしないギスギスした職場の空気」でやる気を失い、仕事に行きたくないウツウツした日々を送っていた時代があります。潰瘍(かいよう)の薬を飲みながら、酒で紛らわすような毎日でした。

 そんな、どうにかなりそうな私を救ってくれたのは、思いのたけを聞いてくれたある人の存在でした。

 このような経験があるので、周りに悩んでいる人がいると「悩んだときは早めに話すと気持ちが軽くなるよ」と言ってきましたし、私の仕事の中でもそのような情報発信、場づくりをしてきました。

 この意見を変えるつもりは全くないのですが、実は、最近になって「周りの人に話すのもいいけれど、その前に、自分で気持ちを整理したり、癒せたりすることも大事なんじゃないか」と思うようになってきました。

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