パートナーや子どもを持つかどうか決める30代にしておきたい17のこと(4/5 ページ)

» 2012年11月06日 11時00分 公開
[本田健,Business Media 誠]

積極的にシングルを選ぶ人は少ない

 40代、50代をシングルでいる人たちにシングルでいる理由を聞いてみると、「なんとなく、いい人がいなかったから」という人たちが大半です。彼らは筋金入りの独身主義者ではなく、いい人が現れるのを待っていたら、いまに至ったというのが現状のようです。 

 「いつもいい人がいないか探している」といいながらも、毎日、職場と家の往復で、1週間、パートナー候補の人とは1人も会わない生活を続けていたりするのです。逆に、1人でも満たされた生活を送っているともいえます。

 家族を持つ、パートナーと一緒に生活するには、生活のリズムを自分以外の人と合わせなければなりません。 

 「1人でいること」に3年以上慣れてしまったら、他人のリズムに合わせるのが億劫になってしまうようです。

 20代のときは、至るところに出会いの場所があります。職場でも、趣味のサークルでも、レストラン、バー、映画館でも、知り合うチャンスがいっぱいあります。友人の紹介、結婚式の二次会など、出会い放題です。

 しかし、パートナーの椅子取りゲームが一段落した35歳ぐらいになると、パートナーシップの風がほとんど吹かなくなります。

 友人でも、結婚して子育てに忙しい人とは疎遠になり、シングルの友人とは一緒にご飯を食べにいっても、誰かを紹介し合うわけでもありません。落ち着いた「凪の状態」になってしまうのです。

 パートナーが欲しければ、ロマンスの風を起こしましょう。

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