健康と時間を資産だと考える40代にしておきたい17のこと(3/4 ページ)

» 2012年12月21日 11時00分 公開
[本田健,Business Media 誠]

健康と時間を負債にしてはいけない

 健康と時間という資産をできるだけなくさないようにすることは、人生後半の大きなテーマです。20代のときにはあまり考えなくてもいいことですが、40代以降は切実です。なぜなら、健康や時間がなくなったら、人生は殺伐としてしまうからです。

 時間がないという人は、睡眠時間を削って仕事や家事をしているかもしれません。休息も取らずに無理をすれば、健康に問題が出てくるのは当然のことです。ある日、突然倒れてしまう結果を招くかもしれません。

 そういう人は、健康と時間を資産ではなく、負債にしてしまっています。時間は、誰にでも平等に与えられています。でも、その使い方しだいでは、資産にも負債にもなるのです。時間はストレスにも深く関係しています。人生の時間がゆったりと流れている人はストレスが少ない。だから健康にもなれます。逆に、いつも時間がないという人は、自分でも気づかないほどのストレスを抱えていることが多いようです。気づいたら、病院のベッドにいたということにもなりかねません。いつの間にか、資産であるはずの健康と時間を失っていたのです。

 そうならないためには、時間の使い方のバランスをしっかり取るようにしましょう。むりがきかなくなっていることも自覚しましょう。20代のときには徹夜が続いても何でもなかったのに、いまではそんなことをしたらその後1週間は調子が悪いということがあるでしょう。自分の身体と相談しながら時間を使っていくことが大切なのです。

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