続いては、ナカバヤシの「スマレコペン」。これは、紙に依存せずに任意の文字だけを選択してデジタル化できるペンだ。自分で手書きしたメモに加えて、新聞や雑誌などに書かれている文字でデジタル化したい個所を囲み、専用のスマートフォンアプリ「smareco pen」を立ち上げて撮影。囲んだ範囲だけを自動的に切抜き、データ化してくれる。
新聞や雑誌などを切抜き保存したり、編集したりする用途に使える。撮影したデータは自動で台形補正や色補正、サイズ補正してくれるので、標準のカメラアプリで撮影した場合に比べてきれいに保存できる。
難点の1つはペンの軌跡が残ること。ただ古くなった新聞や雑誌などの切抜きを保存しておき、閲覧したい人にはオススメだ。ペンは1種類で、価格は650円。
製品名 | 実勢価格 |
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スマレコペン | 650円 |
最後は、コクヨS&Tのスマホ連係ノート「CamiApp(キャミアップ)」とEvernoteがコラボレーションしたノート「CamiApp FastEver Edition」だ。
キャミアップは、既出のショットノートなどと同じく、記載した手書きメモを専用のスマートフォンアプリで撮影してデジタル化するノート。自動で傾きや台形補正をするほか、ページ上部にあるマーカーを塗りつぶすと、画像にタグ付けができる。これまでも撮影したデータをEvernoteに送ることはできたが、このノートはさらに素早くEvernoteに送れる、いわばEvernoteのヘビーユーザー向けに作られたノートといえる。
通常のキャミアップのラインアップはブラックでシンプルな表紙が多いが、このノートは4色のカラーバリエーションをそろえ、表紙全体にEvernoteのロゴをあしらっているのも特徴の1つ。Evernoteのユーザーで、スマホ連係ノートを使ってみたい人にはオススメだ。
製品名 | カラー | 価格 |
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CamiApp FastEver Edition(A5サイズ) | ブルー、ブラック、グリーン、レッド | 546円 |
CamiApp FastEver Edition(A6サイズ) | ブルー、ブラック、グリーン、レッド | 472円 |
以上、誠 Biz.IDの読者にオススメしたいスマート文具を3つ取り上げた。現在実施している「スマート文具特集2013」では今後、東急ハンズやコクヨの店員さんが選ぶスマート文具なども紹介していく。お楽しみに!
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