仕事の効率化について、小学2年生から学んだこと仕事と人間関係がやさしくなる、1分間IT活用法(1/2 ページ)

小学2年生とアイス作り、そしてゲームをする中でマルチタスクについて、あらためて考える機会がありました。

» 2013年03月21日 15時55分 公開
[長谷川渉,Business Media 誠]
誠ブログ

 システムコンサルタントの長谷川渉です。先日、ひょんなことから、仕事の効率化について学ぶことがありました。マルチタスクのことなど、あらためて考えるよい機会になりましたので、ここで紹介したいと思います。

 一郎くんは親戚の子どもで、小学2年生の男の子です。まずは2人で一緒にアイスクリームを作っているシーンから……。

場面1:アイスクリームメーカーで、一緒にアイスを作りながら

一郎くん ね、これ開けて? (ホイップクリームを2個、手渡される)

 はーい(牛乳パックを開けるのと同じように、口を開けてあげる)。これでいい(2個とも開けて、一郎くんに渡す)?

一郎くん あれー、2個一緒に開けちゃったの? (不思議そうに見ている)

 だって、それ(ボウルを指さし)に2個とも入れるんでしょ?

一郎くん そうだよ。でも、いつもは1個ずつだもん(と言いながら、右手だけで1つホイップクリームを持って、ボウルに入れようとする)。

 ねー? これさ、左手にも1つ持って、同時に入れたらどうかな〜?

一郎くん わぁ! いっぺんに入っちゃうね(なんだかうれしそう)! こぼさないようにって、いつも1つずつやってたんだよね!

 なるほどー。丁寧にやってたんだね、一郎くんは。でも、慣れてきたらこっちのほうが同じように丁寧にできて、しかも早いと思わない?

一郎くん うん、こうすれば、2回が1回になるもんね! そうだ! たまごも両手でやってみようかな。

 あーーーー(ぐちゃっと潰れたたまごを見ながら)! それは慣れてからに、しようね?

場面2:一緒にゲームをしながら

子どものゲーム脳、侮れません! 本当に器用です

一郎くん あー! そっちじゃなくて、もっと上! (テレビ画面の中、キャラクターの位置を指示しながら)

 んー、難しい。うまくできないや。(悪戦苦闘中)

一郎くん しょうがないなあ、ほら、貸して(私のコントローラーを手に取って操作する)? ね、こうすれば簡単でしょ?

 でも、ほら、一郎くんが落ちちゃったよ? (画面の中で、一郎くんのキャラクターが落っこちてしまっている)

一郎くん あ! しまったあ。これも同時にできればいいのにー。(先ほどのホイップクリームのことを言っているようだ)

 ゲームのコントローラーは、同時に使うのは難しいんじゃない? それにどっちかのキャラクターでクリアしたほうが、楽しいと思うけどなーこのゲーム。

一郎くん そうなんだけどー、ヘタクソなんだもん! (私の操作が下手過ぎてダメ出しされています)

 ゴメンゴメン、もうちょっと頑張るからね!

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