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» 2013年04月11日 12時00分 UPDATE

田中淳子の人間関係に効く“サプリ”:仕事のやる気を高めるには、どうすればいいの――捉え方で変わる方法 (1/4)

「モチベーションがなかなか上がらない」といった悩みを抱えているビジネスパーソンも多いだろう。そんなとき、どうすればやる気が出てくるのか。簡単な方法をご紹介しよう。

[田中淳子,Business Media 誠]

田中淳子の人間関係に効く“サプリ”:

 職場のコミュニケーションに悩んでいる人も多いのではないでしょうか。「上司にこんなことを言ったら怒られるかもしれない」「部下には気をつかってしまうし」――。

 本コラムでは、職場で役立つコミュニケーション術をご紹介します。具体例を挙げながら「なるほど! こういうやり方があるのか」「これなら自分でもできるかもしれない」と感じてもらえるよう、筆者が見聞きした出来事をちりばめています。

 明日から……ではなく、いますぐに試すことができる「コミュニケーションのヒント」をご紹介しましょう。


 仕事に対する「やる気」というのは、誰もが多かれ少なかれ気になるテーマだと思う。「ああ、今日はやる気出ないなあ」とか「あんなことがあったからやる気なくなった」とネガティブな気持ちになることもあれば、「今日はやる気満々だ」「やる気いっぱいでがんばろう、おー!」と思いつつ仕事に取り組むこともある。人のやる気というのは、ずーっと高いところで保たれることも低いまま推移することもきっと珍しく、たいていの場合は、上がったり下がったりしているものではないだろうか。

 それでも、せっかく仕事をするのであれば、やる気を高くして取り組んだほうが自分も楽しいし、そのほうがよい成果も生みだすことになる。なぜならば、下の図式が成り立つからだ。

  • (自分の能力〈知識とかスキルとか〉×やる気)→行動→成果

 自分の知識やスキルが高くてもやる気が低迷していると、よい行動が引き起こされないので成果を上げづらい。知識スキルを高めるとともに、高いモチベーションを持つことも仕事の成果を出すためには不可欠なのである。

 「それは分かるけれど、他人の一言でやる気がなくなることもあるし」「上司が変わらなければ自分のやる気も変わらないだろうなあ」と思うかもしれない。確かに、他者の一言で自分のやる気が影響を受けることはある。それだけではない。自分では変えられない状況が原因であれば、そう簡単にやる気を取り戻すのは難しいかもしれない。

 それでも、やはり、やる気は「自分の問題」として捉えてみたい。同じ状況に置かれてもやる気が下がる人もいればやる気が上がる人もいる。だとすれば、変えられない要素があるような場面でも(望んだ配属先ではなかった、とか、苦手な仕事を無理やり押し付けられた感がある、など)なんとか自分で自分のやる気をうまく保てるならばそれに越したことはない。そもそもある程度の年齢やポジションになったら、自分のやる気は自分でコントロールできるようになっていたいものである。(極端な話、経営者がいちいち「やる気ある」「やる気出ない」などと言っていたら、部下は不安になるだろう。経営者だってやる気の上下はいつもあるだろうが、そんなことは口に出さず、うまく自分でコントロールしながら仕事をしているに違いないのだ)

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