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» 2013年04月16日 11時00分 UPDATE

手帳2014:2014年版HIGHTIDEの新作手帳は「たっぷり書けるマンスリー」

手帳/文具メーカーのハイタイドが新作手帳を発表。月間と週間の中間に位置付けられるメモページ「エクストラカラム」を取り入れ、“ノートを併用せずにすむ手帳”に仕上げた。

[舘神龍彦,Business Media 誠]
Photo ハイタイドの内覧会の様子

 “心が満たされる物作りを”――こんなコンセプトで文具を開発しているのがハイタイドだ。この社名は「満ち潮」を意味するHIGHTIDEに由来しており、「持つことで満足感が得られ、精神的に満たされる文具を世に送り出そう」という思いが込められているという。

 男女を問わず幅広いユーザー層に受け入れられる製品作りを目指す同社が、このほど2014年版の新作手帳と文具を披露し、その特徴を説明した。

新フォーマットの手帳は「たっぷり書けるマンスリー」

 今回発表された新フォーマットの手帳は、「たっぷり書けるマンスリー」という名称で、「エクストラカラム」と呼ばれる独自のメモページがあるのが特徴だ。このシリーズは「月間と週間の手帳の中間に位置付けられる」(同社広報の井田氏)といい、「手帳とノートを併用しなくても、これ1冊で間に合うように大容量にした」(同)のがポイント。このコンセプトは、82ページというメモページの豊富さからも見て取れる。

 この手帳のもう1つのポイントは、エクストラカラムを1ページの記入欄を縦6段、横4段で区切っていることだ。これは、複数プロジェクトの管理や、ToDoリスト、項目別メモなど、さまざまな活用方法が考えられる。幅広い用途に対応できるよう、さほどしばりがきつくないフォーマットのページを設けるのは、紙の手帳ならではのワザといえるだろう。

 ページ構成は、月間ブロック、エクストラカラム、メモページの順となっており、カラーとカバーは複数のバリエーションが用意されている。

sa_tt00.jpgPhoto 「たっぷり書けるマンスリー」の月間ブロック部分(画面=左)とエクストラカラムの見開き記入欄(画面=右)。エクストラカラムは月間ブロックページのすぐ次にあり、縦の段が月間ページと同じ区切りになっている。いちばん左の列はToDoリスト。残りの3つの列はメモ欄になっている

sa_tt03.jpgPhoto エクストラカラムの利用例。左が社会人、右が主婦の例

 ハイタイドの井田氏は「手帳は、新アイテムを出して初めて分かることも多い」ため、エクストラカラムは応用が利きやすいものにしたと話す。例えば、2012年にリリースした新作「ダブルマンスリー」は、メーカーとしては“仕事とプライベートなど、複数の異なる予定を管理する”ことを想定して開発したが、ふたを開けてみるとユーザーはもっといろいろな使い方をしていたという。「仕事の販売目標や締め切り、実績などの数字を、予定のマンスリーとは別に記録している例もあったようです」(井田氏)

 カバーとカラーのバリエーションも、その年のトレンドなどの要因で変化することから「正直なところ、どれが人気になるか分からない」と井田氏。こうした中で、より幅広い層にアプローチするためには、幅広い選択肢を用意することと、応用が利くページ作りが重要だとしている。

主な仕様
名称 たっぷり書けるマンスリー ダブルマンスリー
仕様 B6ナローマンスリー B6ダブルマンスリー
デザインとカラバリ 5デザイン、色柄込みで22種 5デザイン、色柄込みで22種
希望小売価格 1575〜2205円 1575〜1890円

雑貨ブランド「PENCO」にコラボ製品登場

Photo PENCOブランドの文具。ペンを中心にクリップボードやノート、ペンケース、多色クレヨンなどのアイテムがある

 HIGHTIDEには、手帳以外にもおもしろいブランドがいろいろあり、その1つが「PENCO」だ。もともと1本のボールペンを“アメリカンテイストの雑貨”というコンセプトでデザインしたのが始まりで、今ではペン周りの各種商品のブランドとして定着している。ブランド名のPENCOは「ペンの会社=PEN CONPANY」に由来するという。

 ツインリングのノート「Academica」も、PENCOブランドの文具だ。アンティークのホーロー缶やマグカップなどによく使われる、ペンキを飛ばしたような表紙のパターンが特徴。このパターンはわざわざ書き起こしているといい、それがデザイン性を高めているようだ。

 新たに他メーカーとのコラボレーションアイテム、「大人の鉛筆コラボモデル」が登場したのもトピックの1つだ。北星鉛筆の人気モデルをベースにPENCOならではのツートンのカラーリングを施し、六角のレッドシダー製ボディに2ミリの芯を装着モデルで、オリジナルにはないカラーリングが人気を集めそうだ。

sa_tt06.jpgsa_tt07.jpgPhoto Academicaのツインリングノート(画面=左)は、左上端部分にはリングがなく、ペンを抜き差ししやすい。画面の中央はコラボ製品の「PENCO プライムティンバー」(画面=中、希望小売価格945円)。画面右は大型ペンケースの「PENCOペンコンテナー」(希望小売価格525円)。商品名にブランド名が入っている(画面=右)

Photo 定番の手帳「Minute Maneger Schedule Indicator」(希望小売価格1785円)。ハイタイドは毎年、定番カラー(ブラック、ホワイト、レッド、イエロー、ネイビー)と新色を展開している。これは新色のブラウンだ

著者紹介:舘神龍彦(たてがみ・たつひこ)

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 手帳評論家・デジアナリスト。最新刊『使える!手帳術』(日本経済新聞出版社)が好評発売中。『手帳カスタマイズ術』(ダイヤモンド社)は台湾での翻訳出版が決定している。その他の主な著書に『手帳進化論』(PHP研究所)『くらべて選ぶ手帳の図鑑』(えい出版社)『システム手帳新入門!』(岩波書店)『システム手帳の極意』(技術評論社)『パソコンでムダに忙しくならない50の方法』(岩波書店)などがある。誠Biz.IDの連載記事「手帳201x」「文具書評」の一部を再編集した電子書籍「文具を読む・文具本を読む 老舗ブランド編」を発売


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