続いては(2)メッセージとして送信する方法を見ていこう。管理画面左側にから「メッセージ」「メッセージ作成」メニューを開き、右画面の「PRページ」タブを開く。複数作成済みの場合はリスト表示されるので、その中から今回配信したいクーポンのラジオボタンをオンにして「今すぐ送信」か「予約送信」を選ぶ。予約送信を選んだ場合、「予約日時」のテキストボックスが表示される。
ここでもクリックすれば時刻を「時」「分」で設定できるスライダーが追加されたカレンダーが表示されるので、簡単に設定できる。マウス操作で配信したい日時を選択したら「セット」ボタンをクリックして設定完了。間違えてしまった場合は「入力をクリア」ボタンで再度設定し直せる。平日であれば「友だち」が仕事帰りの電車の中で受け取れるような時刻に設定しておくなど、こちらも工夫次第で集客率がアップする。
発行したいクーポン、送信のタイミング――すぐに送信するか、予約送信するか――をよく確認し、最後に「送信」ボタンをクリックすれば、無事にクーポンが配信される。
初めての場合は、1つずつ作業確認に時間がかかってしまうかもしれないが、クーボン内容のテキストや画像素材などがそろっていれば、10分以内で配信できる。
いかがだっただろうか? LINE@は開設が簡易なだけではなく、運用も簡便で、継続していきやすいということをご理解いただけたのではないかと思う。ただ、本連載の第3回で紹介した事例で述べたように、発信すれば友だちにプッシュ通知で届くため、ブロックされないよう内容や頻度に気をつけつつ、集客につなげ、ファンを育てられるよう上手に運用してほしい。
最終回となる次回は、本連載で取り上げたLINE@が熱を帯びるO2O(Online to Offline)サービスとして、どのような位置付けにあるのかを考えたい。
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