写真印刷するときに撮影場所の地図もまとめて印刷できる「JpgMap」3分LifeHacking

写真に含まれる撮影場所の位置情報は、印刷すると参照する手段がなくなってしまう。「JpgMap」を使えば、写真とともに撮影場所の地図もまとめて印刷できるので、位置情報のデータをより有効に活用できる。

» 2013年06月10日 10時00分 公開
[kizuki,Business Media 誠]
「JpgMap」で位置情報付の写真を読み込んだところ。撮影場所が自動的にGoogleマップ上に表示される

 スマートフォンの普及により、写真の撮影時に位置情報を記録するのが当たり前になったという人もいるだろう。撮影した写真をスマートフォンやPCで読み出せば、Exif(画像のファイルフォーマット)情報を基に撮影場所が手軽に確認できるので、行動履歴を後から振り返るのにも役立つ。

 もっとも、これらの位置情報データはスマートフォンやPCを使えば参照できるが、印刷すると見る手段がなくなってしまう。写真をプリントして楽しみたい人にとっては、せっかくの情報が活用できないことになり少々もったいない。

 こうした場合に便利なソフトが「JpgMap」だ。このソフトを使えば、位置情報を基に読み込んだGoogleマップの縮小版を、写真の隅に配置した状態で印刷できる。これなら印刷後も撮影場所の情報が一目瞭然というわけだ。


画像左は印刷をプレビューしたところ。写真の下にGoogleマップによる撮影場所が貼り付けられた状態でプリントできる。また、レイアウトの調整も自在に可能だ。画像右のように写真の外側への配置も可能なほか、地図の倍率についても調整が可能。タイトルや撮影日時、コメントも印刷できる

 地図は写真の内側だけでなく外側に配置もでき、位置も上下左右から選べるなど自由度も高い。個人ユースに限らず、法人利用で外回りの営業マンが報告書を作成する際に、写真の撮影場所を明示するといった活用方法も考えられる。

 また位置情報のない写真に新たに情報を付与する機能もあるので、うっかりGPSをオフにしたまま撮影した写真や、昔の写真に位置情報を付与することもできる。撮影場所を条件に写真を検索することもできるので、画像アルバムとしても役立てることができそうだ。

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