iPhoneで効率的にビジネスメールが書けるテクニック3分LifeHacking(2/2 ページ)

» 2013年06月12日 10時00分 公開
[波多野謙介,Business Media 誠]
誠ブログ
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折り返しについての感覚

 「折り返しについての感覚」は重要です。スマートフォンからのメールをそれなりの見栄えにするには、スマートフォンの狭い画面でどのようにメールを作成すればPCでどう見えるかを意識する必要があります。

 iPhoneのメーラーならば、1行半から2行くらいの間で改行を入れると、PCのメーラーでもそれなりに分かりやすく読めます。

 iPhoneの標準メーラーの場合、全角17文字程度で改行が入るので、2行だとおおよそ34文字以内に収まることになります。一般的なPCのメーラーが70文字くらいで改行することを考えると、少し少なめです。

 しかし3行以上で改行を入れるようにすると、メールを打っている時に改行を入れることそのものを忘れやすくなります。もろもろ考慮すると「基本2行まで」というのが個人的には適度な改行の入れ方となっています。

言い訳としての署名

 上記のようにさまざま考慮してメールを打ったとしても、スマートフォンのメールをPCのメーラーから見ると、どうしてもメール初心者が打ったような文面になってしまうことはありえます。

 よってメールには「スマートフォンから打っている」ことを明示しておく方が良いでしょう。iPhoneのデフォルトの署名は「iPhoneから送信」ですが、私の場合は「コラボリズム株式会社 波多野 (モバイルから送信) 」といった簡潔な署名を作って入れています。

ポリシー

 こんなエントリーを書いておいてなんですが、スマートフォンでメールを送るのは失礼に当たることもあると思います。「スマートフォンでメールを返した」というと、どうしてもパパッと見てパパッと返した、というイメージがあるからです。

 気心の知れた取引先なら問題ないかも知れませんが、そうでない場合は「メールを受け取りました」ということを素早くお知らせする「一次対応」をスマートフォンでは送るものとして、正式な返信は改めてPCで行う、といった運用は必要かと思います。

 また、そのような1次対応の場合でも「モバイルから失礼致します」とか「外出先から失礼致します。」といった一言を入れておくことも忘れずにおきたいところです。


 以上、iPhoneで効率的にビジネスメールを書くためのテクニックでした。

 これくらいのことは普通にやってる人も多いと思いますが、不意に会社支給のスマートフォンを渡されて、これからバンバンビジネスメールしないとならなくなったフレッシュビジネスパーソンがいれば、参考にしてみてください。

※この記事は、誠ブログ本当は面白い、BtoBソフトウェアベンダー生活記:iPhoneで効率的にビジネスメールを書くためのテクニックより転載、編集しています。

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