無料スマホアプリで使い方を学べる――キングソフト、「KINGSOFT Office 2013 Standard」発売

キングソフトが、MS Officeのデータを扱えるオフィスソフトの最新バージョン「KINGSOFT Office 2013 Standard」をリリース。無料のスマホ向け学習アプリも提供する。

» 2013年06月28日 16時48分 公開
[Business Media 誠]

 キングソフトは、統合オフィスソフトウェアの最新バージョンとなる「KINGSOFT Office 2013 Standard」の販売を開始した。ソフトウェアの公開に合わせて、オフィスソフトの基本操作を学べるスマートフォン向け無料アプリも提供する。

 KINGSOFT Officeは、表計算、ワープロ、プレゼンテーションの3つのアプリケーションから成る統合ソフトウェア。Microsoft Officeとの互換性が高く、最新版のKINGSOFT Office 2013 Standardでは、Microsoft Office 2010/2007のデータ(.docx、.xlsx、.pptx)をKINGSOFT Officeのアプリで開いて編集し、保存(.xlsxのみ)することが可能だ。Microsoft Office 2003のデータ(.doc、.xls、.ppt)は、読み込み、編集、保存に対応。また、作成したデータをPDF形式で出力する機能も用意した。

Photo KINGSOFT Office 2013 Standard

 キングソフトでは、KINGSOFT Office 2013の提供に合わせてオフィスソフトの基本機能を学べる無料のAndroidアプリ「オフィスソフトマスター」(Android 2.2以上対応)を提供。このアプリをダウンロードすることでKINGSOFT Officeユーザーは、手元のスマートフォンやタブレットで操作方法を見ながら、PCで実際に試せるようになる。

 アプリの提供当初は、Spreadsheet(表計算)、Presentation(プレゼンテーション)、Writer(ワープロ)の各機能について5日分(計15日分)のコンテンツを提供。以降、バージョンアップで、KINGSOFT Office試用版の利用期間に合わせた30日分のコンテンツを提供するとしている。

Photo オフィスソフトマスター

 KINGSOFT Office 2013 Standardの価格は4980円。動作環境は、OSがMicrosoft Windows 8/Windows 7/Windows Vista/Windows XP。CPUは500MHz以上(Windows 8/Windows 7/Windows Vistaは1GHz以上)。メモリは256Mバイト以上(Windows 8/Windows 7/Windows Vistaは1Gバイト以上)。

 なお、既存のKINGSOFT Officeユーザーについては、無償のオンラインアップデートで最新版を利用できるという。

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