コラム
» 2013年07月01日 16時00分 UPDATE

力重の「ブレインストーミング考」:ThinkPad、iPad、REGZAタブレットの3端末、こう使い分ける (1/2)

タブレットやPCがたくさんある人にオススメしたい運用法を紹介する。いくつか利点が発見できるかもしれないので、ぜひ一度試してほしい。

[石井力重,Business Media 誠]
誠ブログ

 筆者の机の上には、3つのタブレットがある。

 それらを夜間電力の間に充電しておき、仕事中は電源コードをつながずに乗り切れるかを試してみた。すると運用によっては乗り切れることに気が付いた。そしてこの運用には、思わぬ利点もあった。

 まず、運用について述べたい。

メイン作業

yk_x220t_hero.jpg ThinkPad X220 Tablet

 レノボ・ジャパンの「ThinkPad X220 Tablet」を使う。(※タブレット、とは表現したものの、正確に言えば、PCである)

 これでスライドを作ったり、写真を編集したり、ファイルに入力をしたり、プリントアウトをしたり、ちょっと込み入ったWeb上での作業をしたりする。高負荷な処理のいる作業を、4時間できる。

コンテンツを見るような、インプット系の作業

si_4thipad-01.jpg iPad Retinaディスプレイモデル

 iPad Retinaディスプレイモデル(第4世代iPad)を使う。

 具体的には電子書籍を閲覧したり、PDFファイルの学術論文を読んだり、資料となる動画を見たりする。これは映画を2本立て続けに見るようなことでもしない限り、約6時間はバッテリーがもつ。

 仕事柄、Kindleの漫画作品も大量に読む。Kindleのアプリで漫画を読むには、紙面の縦横に近い方が見やすいのでiPadを使っている。また以前、本棚2台を全て空にするべく一部を除いてほとんど裁断し、スキャンした本をさっと参照したい時にもiPadを使っている。きれいで、動作も早いからだ。

 なお読まずに自炊してしまった本の読書に関しては、REGZA Tabletを使っている。こちらは以前誠ブログで書いたエントリー「自炊した本の読みやすさ 【iPad】 vs 【REGZA Tablet】」を参照いただきたい。

クリエイティブワーク(特にアイデアワーク)系の作業

 東芝のAndroid 4.2タブレット「REGZA Tablet AT703」を使う。

 手書きのデジタルメモを使い1人ブレストをして、アイデアメモを書いたり、ラフな図案を書いたりする。手書きメモをひたすら使うような電力消費の激しい使い方をしても4時間はもつ(省エネ設定もスリープ設定も外して、常にキラキラ輝くよう画面を光らせておく設定にて)。

haru_at703.jpg REGZA Tablet AT703

 なお付属するBluetoothのキーボードは、予想以上にしっかりしておりタイピングしやすい。タイピングの感覚は、メイン機のThinkPad X220 Tabletに比べてわずかに表示テンポが遅く感じるが、考えながら文章を打つならば十分なレスポンスだ(1テンポ遅い、というほどではないので、あまりせっかちでない人なら遅れを感じないレベルだろう)。

 没頭して文章を書き出すような作業なら、ThinkPad X220 Tabletよりこちらの方が画面表示がきれいだし、アプリの画面がシンプルなので注意がそがれない。筆者の感覚で言うと、ポメラにRetinaディスプレイを付けたような作業環境感だ。先述の通り、自炊した書籍の閲覧にもREGZA Tablet AT703を使っている。

計14時間分の作業

 これらの仕事時間の合計は、4+6+4=14時間分。

 実際は、人間の方がこんなにフルに連続して作業はできないので高負荷処理をここまで連続しては行うことはない。省電力モードなどを使えば、ゆうに30%ぐらい稼働時間が伸びる。つまり、18時間分だ。

 1日のうち、人間は眠っている時間や日常生活に必要な時間は最低6時間はあるので、平均的な日ならこれ以上の稼働時間は不要だ。仕事を終えて寝る前に電源コードを挿しておけば、翌朝からまたバッテリーだけで仕事ができる。

 実際1日中デスクワークの日に、マシンの負荷が高めの仕事を続けながら、この運用を試してみたが、朝7時から夜10時の15時間(※)の間に全機器のバッテリーが尽きてしまうことはなかった。

(※)途中で朝、昼、晩ご飯を食べたので合計2時間ほど機器はスリープタイムがある。実挿稼働時間は13時間である

 とはいえ、また別の日にはPCの電源が完全に切れてしまった後に、急ぎの書類作成が必要になるなどの事態が起こった。その結果、電源コードにつなぎ起動させることになった。いつでもできるわけでもない運用方法であることも、きちんと述べておきたい。特に締め切り前や、書類スキャンやプリントアウトが多いような日は結構難しいだろう。

小まとめ

  • インプット系作業、発散系作業(草稿を書く)という作業はタブレットの出番
  • 収束系作業(文章を編集する、Web上で細かい作業をする、多様な書類を作る)という作業は、PCがいい
  • 1日の仕事はそれらがブレンドされている。平均的な仕事量の日であれば、3タブレットで電源コードレスで1日をしのぐことは可能

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