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» 2013年07月05日 09時30分 UPDATE

3分LifeHacking:先延ばしもアリ! あえて「何もしない」のススメ

脳にも休み時間が必要です。時間と能力があるからといって、常に何かを達成することばかりが良いわけではありません。明日に先延ばしにする、何もしない、というのは「何もしない」以上の価値があるはずです。

[Adam Dachis(訳:曽我美穂),ライフハッカー[日本版]]
ライフハッカー[日本版]

 先延ばしは使いすぎると嫌がられます。何でも先延ばしにしすぎるのは問題ですが、しなければ良いわけでもありません。昨年、私は一度も先延ばしをせずに過ごしましたが、それは明確な目的がある時だけにしたほうが良いと思いました。時には、明日に先延ばしにするのが健康に良いこともあります。

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「何もしない」を無視すると、脳がついていけなくなる

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 私は2011年12月に、ある生産性の秘策を実行しました。それにより、やりたいことの優先順位を付け、望んでいた以上に生産性を上げられたのです。私は毎日運動し、アパートはありえないくらいきれいになり、何年も先延ばしにしていた物語を書き始め、他の先延ばしにしていたプロジェクトも始めることができました。

 毎日やることより少し多く達成し、カレンダーに大きな「×」を付けました。この秘策で、優先順位を付けてやるべきことを達成する方法が分かりました。毎日、たくさん時間があるように感じられ、そのうちカレンダーに「×」を付けられるかどうかは気にならなくなりました。優先順位を付けたら、やるだけ。モチベーションを上げるための「×」が付けられるどうかも気にしなくてもよくなりました。でも、そのころから問題が起こり始めました。

 ある朝、5時に目が覚め、私は筆舌に尽くしがたいような混乱した気持ちでいました。潜在意識で、いっぺんに仕事をしようとしているのです。起きた直後に、自分は働いていた気がしたのですが、何を、何のためにやっているのか分からないような……。私は大変な、常識的にはありえない判読不能な目標10個に向かっているような感じでした。

 30分ほど考えたあと、分かりました。私は仕事を達成するための素晴らしい習慣を付けたけれど、脳がついていっていないのだと。私は仕事、趣味、運動、家事、人付き合いまで優先順位を付け、うまく組み合わせて、こなして、寝て、次の日も同じように過ごす……という日々を休みなく繰り返していました。そう、私は「何もしない」ことを無視して生活していたのです。

刺激が少なく退屈なくらいのお休みを取ろう

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 私たちの脳と体には、動かず、何もしない静かな時間が必要です。とはいえ、1時間テレビの前でぼーっとしたり、毎晩8時間寝なければならなかったり、というわけではありません。ずっと何かをし続けるのではなく、時々脳を自由にして、日々の出来事を処理する時間を設けるのです。例えば、瞑想などよいかもしれません。

 私の場合は、日が落ちる前に1人で散歩に出掛けることにしました。仕事のほとんどを室内でやっているので、景色の変化は心を落ち着かせる効果がありました。音楽もポッドキャストも何も聞かずに、1人で歩くことで、脳を休ませ、過剰な思考を解放させることができました。活動そのものは無意味なものがよいです。大事なのは、それが刺激が少なく退屈なこと。脳もお休みが必要なのです。

 脳の休み時間、というのは私たちが生まれる前から行われてきたことです。でもその重要性は、達成する喜びの中でも忘れられがち。時間と能力があるからといって、常に何かを達成することばかりが良いわけではありません。明日に先延ばしにする、何もしない、というのは「何もしない」以上の価値があるはずです。

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