何のために仕事をしていますか? 夢を描けるようになる3つのステップボクの不安が「働く力」に変わるとき(3/3 ページ)

» 2013年08月12日 08時55分 公開
[竹内義晴,Business Media 誠]
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夢は、途中で変わっていい

 夢と言うと、「大きなもの」「ぶれないもの」「変わらないもの」というようなイメージがあります。

 私自身そうなのですが、夢は途中で変わることもよくあることです。ですから、ある程度夢が具体的になったら、取りあえずそれに向かって走り始めればいいと思っています。走り始めるとそれが自分にとって合っていれば心地よく、合っていなければ違和感を抱きます。心地良ければそのまま走り続ければいいし、違和感を抱いたら修正すればいい。夢とは、そのぐらい柔軟に自由に描いていいものだと思っています。

 「夢を大きく持とう」という思想はすばらしいです。しかし夢はふわっとしているものなので、なかなか描きにくいのが実際のところです。そのためにも、まず自身を満たすことから始めてください。自身が満たされたら、他の人の夢に乗っかってみましょう。冒頭で紹介したように、他の人の夢を聞いたり応援したりすることは今の気持ちを前向きにし、自分ができることから始める上でとてもいい方法です。

 そして「自分にもできるかも」「人生って、意外と楽しいのかも」という感覚が生まれてきたら、外の情報から少し離れて自身と向き合ってみてください。違和感など、自身が感じる感覚に耳を傾ければ、あなたが本当にやりたいことに気が付き、大きな夢を描けるようになるでしょう。

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