見たくない情報はすかさずブロック! Chrome機能拡張「CustomBlocker」使いこなし術3分LifeHacking(2/3 ページ)

» 2013年09月17日 10時00分 公開
[kizukiBusiness Media 誠]

設定してみよう

 まずはTwitterの首相官邸アカウントのページを表示した状態で、ツールバー上のCustomBlockerアイコンをクリック。ポップアップが表示されるので、左下の「このサイト用のルールを新規作成」をクリック。すると「ルールを編集」という画面が表示される。

対象のページを開いた状態で、右上のCustomBlockerアイコンをクリックする。ポップアップが表示されるので、下の「このサイト用のルールを新規作成」というボタンをクリック
「ルールの作成」というポップアップが表示された。「ルールの名前」「URL」はあらかじめ入力されている

 この「ルールの作成」に、フィルタリングのルールを追加していく。以下、手順をスクリーンショットで紹介しよう。

今回はこのページにだけフィルタリングルールを適用するので、対象サイトの「URL」はあらかじめ入力されているURLをそのまま使用する。上段の「ルールの名前」はそのままでもよいし、分かりやすく変更してもよい
「隠す要素」にある「候補を表示」というボタンをクリックしたあと、そのままページ上にマウスポインタを移動させると、マウスオーバーした箇所が太枠で囲まれて表示される。今回隠したいのはツイート欄なので、ツイート欄が太枠で囲まれた状態でクリック
どの範囲を隠すか、いくつかの候補がポップアップ表示される。左端の赤いマークに、ページ内に候補が何件あるかが白抜き文字で表示されているので、参考にしながらいずれかの候補を選ぶ。今回は「LI>DIV.tweet」が最適だと判断したのでこれをクリック
選んだ候補が「隠す要素」に入力され、それによって隠される要素がグレーで表示された。つづいてキーワードを入力する
「条件」欄のキーワードに「Facebook更新情報」と入力し「Add」をクリックして追加する
キーワードの検索範囲を指定する。さきほどと同じ要領で、「候補を表示」ボタンをクリックしたあと、そのままページ上にマウスポインタを移動させる。今回はツイートの本文に前述のキーワードがあった場合に非表示にしたいので、ツイートの本文をクリックして候補を選ぶ。今回は「OL P」という候補をクリック
入力が完了したら「Save」をクリック
試しに「Test Rule」をクリックすると、非表示になる範囲が濃いグレーで表示される。本文に「Facebook更新情報」というキーワードがあるツイートだけが選択されていることが分かり。問題なければポップアップを閉じて終了する
ページを再読込すると、本文に「Facebook更新情報」というキーワードがあるツイートが非表示になった
ツールバー上のアイコンを見れば、非表示になっている件数が分かる。クリックして一時的にルールをオフにもできる
作成したルールは後から編集も可能なほか、さらにインポートやエクスポートにも対応している

 以上、Twitterの首相官邸アカウントを例に紹介した。キーワードをさらに増やしたければ、今回作成したルールにそのまま追記すればよいし、隠す範囲やキーワードの検索範囲が異なるのなら、新しいルールを作成すればよい。URLはワイルドカード(※)も指定できるので、Twitterのタイムラインすべてを対象にすることももちろん可能だ。応用範囲は広いので、上記を基本にいろいろと試してみてほしい。

 なお、HTMLまわりに詳しい人はお分かりかと思うが、上記で指定した範囲は、CSSで定義されているエリアか、あるいはXPathと呼ばれるXML上のエリアのいずれかだ。いちいちHTMLソースを見てキーボードから手動で定義名を打ち込まなくても、ページ上でマウスオーバーすれば、対象となるエリアがグレーや太枠で表示されるので、マウス操作だけで直感的に設定できるのは便利だ。

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