TwitterやFacebookでキーワードフィルタリングができるChrome機能拡張「Silencer」3分LifeHacking

見たくないキーワードを入力するだけで、それらを含むツイートなどをブロックできるChrome機能拡張「Silencer」を紹介する。

» 2013年09月24日 09時00分 公開
[kizuki,Business Media 誠]
Chrome機能拡張「Silencer」。もともとは映画やスポーツなど事前にネタバレすると困る情報をTwitterやFacebook上でフィルタリングするためのツール

 見たくないコンテンツを隠すためのツールとして、前回はChrome機能拡張「CustomBlocker」を紹介した。キーワードおよび範囲を指定することで、SNSや掲示板をはじめ、Web上のさまざまなコンテンツを非表示にできる汎用性の高さは大きな魅力だが、使い始めるに当たっての設定はやや難しい。機能はもう少し限定されていて構わないので、キーワードをシンプルにブロックしてくれる仕組みが欲しい人は少なからずいることだろう。

 そうした人におすすめしたいのが、Chrome機能拡張「Silencer」だ。これはもともと、映画やドラマの感想、スポーツの結果など、事前にネタバレすると困る情報をTwitterやFacebook上でフィルタリングするための機能拡張。キーワードを入力するだけの簡単操作が特徴だ。これを使えば、映画やスポーツに限らず、見たくないキーワードを入力するだけでツイートなどをブロックできるようになる。隠すエリアなどはあらかじめ指定済みなので、自分で設定する必要もない。

 前回紹介した「CustomBlocker」に比べて設定および使い方は簡単だが、対象となるのはTwitterおよびFacebookのみ、また対象はタイムラインとウォールのみで、個人のページやリストには適用されない。そのため、タイムライン上でフィルタリングされているのに気付かず、うっかり個人のページを開いたところネタバレが書かれていた…という可能性はありうるので注意したい。


インストールするとツールバーにアイコンが表示され、クリックするとキーワードの入力が可能になる(左)、キーワードは日本語にも対応。ただしワイルドカードなどは使えないようで、あくまで入力した単語のみが適用される(右)

 また、「CustomBlocker」はブラウザベースで表示可能なクライアント、例えばHootSuiteなどでも利用できたが、今回の「Silencer」はあくまでTwitterおよびFacebookの公式ページにしか適用できない。さらに実際にどれだけの件数をブロックしているかも表示されないので、効果のほどがいまいち分かりにくい。この点については、あきらかに「CustomBlocker」に分がある。

 とはいえ、複雑なエリアの設定もいらず、単語ベースで手軽にフィルタリングできるのは魅力だ。前回の「CustomBlocker」の設定が複雑すぎて挫折したという人は、こちらの機能拡張を試してみてはいかがだろうか。

日本国内ではあまり使い道はなさそうだが、「Mute Packs」には特定のスポーツチームにまつわるキーワード(英語)がプリセットされており、クリックするだけで利用できる

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