会社を辞めたいけど辞められない。そんなジレンマを抱えているなら、自分の姿勢や態度を見直してみましょう。
朝、目覚まし時計が鳴ったら「年貢の納め時」。やたら要求の多い上司、長時間労働、退屈な業務、将来の夢とはほど遠い現実など、毎日、仕事に不満を持ち、うんざりしながら、朝を迎えてはいませんか?
とはいえ、辞表を上司に叩き付けるわけにもいかない……。そんなジレンマを抱えているなら、自分の姿勢や態度を見直してみましょう。
自分をみじめな気分にさせているのは、自分自身かもしれませんし、嫌で仕方のない仕事での日常を改善できるのは自分だけです。仕事への姿勢や態度を変えるためのコツとして、次の12点が挙げられます。
ポジティブ心理学の研究によると、「ありがたい」と感じることを毎日書き出すと、気持ちに劇的な影響を与え、あらゆる状況において悪い面ではなく良い面を見る力が養われるとされています。
多くの企業では、ストレスフルな職場環境に対応できるよう、従業員に向けたサポートプログラムなどが設けられています。
休憩や昼休みの後は仕事に集中しやすくなります。休憩を取り、外に出て散歩しましょう。ストレスが発散でき、充電できますよ。
率直な意見を謙虚に伝えることで、仕事人生が変わることもあります。「自分は分別がある」という自己満足を得るために、つい口をつぐみ、ただ成り行きをみているだけかもしれませんが、経営者や同僚は、建設的で洞察力のある意見には、極めてよく反応するものです。
誰かがオフィスに美味しいものを持ってきてくれたら、うれしい気分になりませんか? スナック菓子に罪悪感がないなら、尚更です。ちょっとした心遣いをすることで、自分の気分も盛り上がりますよ。
攻撃的だったり、怠惰だったり、イライラさせられたり、どんな職場にも「問題児」はいるもの。イライラしながらじっと我慢の子になるよりも、この「問題児」から教わるべきことを考えてみましょう。「問題児」のおかげで、忍耐力や思いやりを養えるかもしれません。
高い売上目標を掲げたり、大幅な昇進・昇給を目くろみたくなるものですが、これらは決して自分がすべてコントロールできるものではなく、イライラの元になります。例えば「今週は20社の顧客に連絡する」とか、「報告書・ケーススタディを書く」といったように、自分のコントロールできる範囲内で目標設定するほうがベター。達成感が味わえ、昇給や昇進を求める上でも確固とした実績とすることができます。
仕事で押しつぶされそうになったら、助けを求めてもOK。これは、仕事を放棄するということではなく、業績目標において、非現実的な期待成果をより現実的に適応させるということです。要求は具体的に。「四半期報告書を完成させるために、ゲイルさんのチームから誰か、8時間の調査補助をお願いしたいです」といった具合です。
同僚をサポートする余裕があったら、自分から申し出ましょう。チームを強固にし、よりよい関係性を構築できます。これらはいずれも、健全で幸せな職場環境にとって重要なポイントです。
会議で一言も発言していないなら、声を発する。批判から始めてばかりなら、褒めることからスタートさせる。このように、自分にとって安心なゾーンからあえて外れて行動し、この変化が、従来よりいい成果をもたらしているかどうか、確認しましょう。
他の道のほうが現職にとどまるよりも大変なことだとしても、その道を選ぶことはできます。自分が現職にとどまっている理由を明確にしましょう。
嫌な仕事ですっかり消耗し、他のことにかけるエネルギーはないと思うかもしれませんが、忙しい生活の中、好きなことのために時間を作れば、エネルギーが消耗するどころか復活させることができます。
「最近、仕事がどうもイヤ……」という人は、このほか、過去の記事「好きで始めたはずの仕事を辞めたくなった時に見直したい5つのポイント」や「仕事や会社にマンネリを感じて、どうにもやる気が出ない時の対処法」も合わせて参考にしてみてくださいね。
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