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» 2013年12月10日 09時00分 UPDATE

3分LifeHacking:仕事に必須のスキル「感謝の気持ち」を取り戻す3つの方法

感謝とは、経験と態度の表れです。身の回りの世界を、自分に成功をもたらした自分より優れたものとして見つめ直すための手段であり、言う側にも言われた側にもメリットをもたらします。

[Jay Steinfeld(訳:堀込泰三),ライフハッカー[日本版]]
ライフハッカー[日本版]

「ありがとうと伝えるのは素晴らしいこと。言われた側の気持ちを明るくするだけでなく、言う側にも、人間としての成長をもたらしくれます」

 これは、パトリック・タウンゼンドとジョン・ゲプハルトの共著、『Recognition, Gratitude and Celebration』からの一節です。

 いつの間にか私たちは、人として最初に覚えた間違いなく重要なスキルを忘れてしまっています。そのスキルとは「お願い」と「ありがとう」が持つ、まぎれもないパワーと礼儀正しさ。

 いえ、礼儀正しさだけではありません。私の経験上、優れた有力者ほど支援体制を認識しているばかりか、自分を成功に導いてくれた人に意味のある「ありがとう」を伝えられるだけの、自覚を持っているのです。

 「自力で成功した人間」なんていません。どんなサクセスストーリーだって、誰かのガレージからスタートしたり、誰かの指導のもとに始まって、周囲の支えや、教師や親の情熱による助けを借りて成長してきたはずです。

 ブランドもののコレクションアイテムやレストランのギフトカードで溢れたビジネスの世界には、大切な従業員や人を"認める"ための手段がたくさんあります。

 でも、“認めること”と“感謝すること”は、別物なのです。

感謝とは、経験と態度です。身の回りの世界を、自分に成功をもたらした、自分より優れたものとして見つめ直すための手段なのです。

 以下に感謝の気持ちを強め、それを組織内で共有する秘訣を紹介します。

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1. 成功の陰にある真実を知る

 こんなエクササイズを試してみてください。自分の達成したことを書き出し、それぞれに貢献した人や状況をメモします。時につらいこともありますが、おおむね楽しい作業になるはずです。なぜなら、恵まれているとはいえない状況から生まれた素晴らしい出来事を思い出せるばかりか、良かれ悪かれあなたの人生に影響を与えた人たちを思い出せるのですから。その結果、今のあなたがいるわけです。

 この方法を日常の業務に取りいれましょう。成功の立役者を探し、可能であれば直接感謝を示すのです。驚くことに、多くの従業員は自分の貢献が与える影響力について認識していません。この習慣によって組織内のモラル強化につながるだけでなく、従業員が自分の立場を大局的にとらえられるようになるはずです。

2. 感謝を文化に

 私の場合、日常会話に感謝を取り入れるように努めています。例えば週1回の定例会議では、必ず感謝を表明する時間をとっています(ただし、皆の前で感謝されるのを好む人と、個人的に感謝を言われるのを好む人がいるので注意が必要です)。またカスタマーサービスチームは、「今週のWOW」という感謝の文化を続けています。お祝い事やその他の社内イベントで、従業員が互いに、「あなたの○○はWowと叫ぶほど素晴らしかったです」というメモを渡し合う文化です。これにより、同僚がスペシャルな存在であることを実感できるのです。

3. 今だけでなく、過去も祝おう

 ノスタルジーは、過去に対する感謝の表明です。「Blinds.com」(原文著者がCEOを務める会社)では、さまざまな方法で会社の歴史を祝福しています。例えば、社史上重要なイベントや場所の名前を会議室名にしたり、特別な瞬間を残しておくために写真や額縁に投資したり、社史をたどる市内ツアーに新入社員を連れ出したりしています。

感謝の副次効果

 感謝には、驚くべき副次効果もあります。Greater Good Science Centerのロバート・エモンズ氏によると、感謝することで、長期的な幸せを阻む有害な感情を抑えることができるというのです。

 さらに、あなたの人生の良い側面を強調してくれるという効果も。視野を広く持ち、人生のイベントに対して今までとは違う解釈ができるようになり、嫉妬や抑うつを抑えてくれるのです。

 リーダーたる者、次の世代に成功のインスピレーションを与えられる存在でいてください。そのためにも、組織のDNAに感謝を深く浸透させる必要があります。それには時間がかかるでしょう。でも、あなたがしたことに感謝をする人が現れることは間違いありません。私は、そう信じています。

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