初期設定が終わっても、まだ続きがある。やはり定番アプリをインストールして使えるようにしたい。というわけでビジネスパーソンがよく使うであろうアプリとエンタメ系のアプリ、合わせて以下10本のアプリをインストールすることにした。
今回インストールするアプリ | |
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ビジネス向けアプリ | エンタメ系アプリ |
Dropbox | |
Evernote | LINE |
Kindle | |
乗換案内 | Radiko |
ピンポイント天気 | U-NEXT |
このうち、TwitterとFacebookはXperia Z1に最初からプリインストールされているので、新たにインストールするのは8本だ。Googleアカウントでサインインし(そのためGmailも受信することになる)、Playストアから8本をダウンロードしたところ、全部で合計72Mバイトとなった。以下の表にそれぞれのデータ量をまとめた。
各アプリのデータ容量 | |
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アプリ名 | データ容量(Mバイト) |
Dropbox | 10.46 |
Evernote | 16.26 |
乗換案内 | 2.43 |
ピンポイント天気 | 0.104 |
LINE | 18.43 |
Kindle | 22.49 |
Radiko | 1.83 |
U-NEXT | 0.3952 |
合計 | 72.3992Mバイト |
もちろんこれで終わりというわけではなく、DropboxやEvernoteなどのようにサインインして使うアプリは、ダウンロード後にアカウントを入力する必要があり、その際にまたデータ通信が発生する。さすがにアプリはひとつひとつの容量が大きく、1カ月の通信量を1Gバイトまでですませたい(タブルフィックスプランでは、1Gバイトを超えると料金が1890円になる)筆者としては結構痛い。アプリのインストールは最初だけなので、以後は大丈夫のはず……と思いきやまだ終わっていなかった。
筆者が購入したのは中古のスマホであり、初期化されているのでプリインストールアプリが古いバージョンだ。通信が始まるとそれらの更新通知が表示される。更新しないという手もあるが、GoogleのさまざまなアプリやXperia Z1の独自アプリといった、よく使いそうなアプリも含まれているため、できれば最新のものにしたい。
試しにすべて更新してみたが、なんとその数なんと20本。「Facebook」や「Twitter」に「Gmail」「Google検索」「YouTube」、さらにはXperia独自の「TrackID」「Social live」「Album」なども含まれた。中には「Googleテキスト読み上げ」といった、筆者が使わないであろう機能もあったが、数が多いのでいちいち手動で選んで更新するのは面倒だ。
結果、合計のデータ通信量は204Mバイトだった。アップデートとはいえ、アプリをインストールしているのとほぼ変わらないデータ量だ。これに前述の8本のアプリのデータ量を加えると270Mバイト。受信したメールなどの容量を含めると、通信量は300Mバイトに達していた。1日で1Gバイト中の300Mバイト。なんと約3分の1を消費してしまったのだ!
こんな調子では1カ月持たずに1Gバイトに達してしまう――とがっかりしたが、U-mobile*dの場合、サービス利用開始月は無料で利用できる。筆者のような罠に陥ってしまう人を気遣っているのかもしれない。とにかく助かった。
もちろん今まで使っていたスマホにそのまま格安SIMを挿すのであれば、こういった大量の更新作業はなく、今回は中古スマホを買ったために起きたことだ。しかし初月無料という仕組みがないサービスであれば大変なことになっていたし、アプリの自動更新で知らぬ間にデータ通信量が増えているという問題はこれからも起こりうる。
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