1年を有意義に過ごすために、すぐに実行できる7つのこと3分LifeHacking

スマホの充電を切る、スポーツジムに行く――。かつて自分や会社が持っていた情熱とエネルギーを取り戻すために今すぐできることとは?

» 2014年01月07日 09時09分 公開
[Marc Barros(訳:的野裕子),ライフハッカー[日本版]]
ライフハッカー[日本版]

 米メディア「inc.」にContour CamerasのCEOが寄稿していたモチベーション維持方法が、今年を気持ちよくスタートするのに大いに参考になりそうです。記事によると、「来年のことを考える際に私はすべての経営者やリーダーたちに、自分を充電して、かつて自分や会社が持っていた情熱とエネルギーを取り戻す方法を見つけてほしいと思います」とのこと。

 また、「仕事の質よりも量、家族よりも会社、他の何よりも仕事に価値を置いていると、会社はストレスでいっぱいになり、つまらない仕事しかできなくなります」(同)。自分が疲れ切っていないと、十分に働いていないのではないかと心配になるくらい働きづめだったという彼ですが、いったん会社を退いて大事な家族と自分の健康をケアしなければいけないということに気づいたといいます。

 2014年、もっと幸福なリーダーになるために彼が実践した「毎日できる7つのこと」を紹介します。

1.スマホの電源を切る

 家に帰ったらスマートフォンの電源は切りましょう。特に、家族と一緒に食事をしたり過ごしたりしている時間は。あなたの大事な人は、あなたが頻繁にポケットをチェックしたり、団らんの最中にスマホを取り出して見せなくなったことに、すぐに気付きます。

 いきなりは難しいと思う場合は、最初はマナーモードにするところから始めて、それから電源を切り、誰かと一緒にいる時は机にスマホを置いてくるという具合に段階を踏むといいでしょう。いつでも連絡がつかないようにすることで、誰も自分に連絡できないんじゃないかと、一晩中不安に思うようなことがなくなります。

2.スポーツジムに行く

 毎週もっと運動をしたほうがいいです。運動することもスケジュールに組み込んでしまえば、きちんと運動をするようになります。運動するには、朝早く起きなければならないのであれば、1時間早く寝ましょう。仕事の後でジムに行くのであれば、運動用のウェアを会社に持って行きましょう。出張中は、早く起きてホテルの部屋の中をグルグルと走りましょう。

3.弱さを見せる

 良いリーダーというのは驚くほど弱いことがあります。心の奥底にある恐れや感情を喜んで共有し、会社という枠を飛び越えて相手の心に響く話をします。メールを読んでどんな風に感じたか、よく考えて文章を書いたり、誰かが「調子はどう?」と聞いてきたら、ただ「いいよ」と返すのではなく、もっと思慮深い返事をしたりすることで、日々練習をすることができます。大勢の人と一緒のグループにいる場合は、一度黙ってみると立ち止まることを学ぶことができます。

 もっと練習が必要な場合は、コメディや演劇のクラスを受けて色々な人の前に無理矢理立つようにするといいです。仕事に関する話をするだけでは十分ではありません。どんな話題でも、自分が話す番になって毎回緊張しないようにしなければなりません。

4.もっと休息を取る

 休息は一番大事なことにも関わらず、ほとんどの経営者に足りていないものです。

5.旅行をする

 自由な人生を送りたいから起業したという人は多いです。しかし、一度会社を始めると、常に休みなく働くことを選んでいます。会社を離れるのは辛いかもしれませんが、休暇を取ることは、自分だけでなく自分の人生に関わるすべての人を健康にします。

 2014年は、週末や祝日込みの三連休以外に、少なくとも2週間の休みを取って旅行に行きましょう。その間は、メールも電話もチェックしないように。あなたなしで会社が回らないようなら、リーダー失格です。自分の人生を振り返った時に、パソコンの前に座って過ごした時のことではなく、旅の話をしたいと思いませんか?

6.刺激を受けるものを探す

 あなたが誰かに刺激を与えたいのであれば、あなたは自分にも刺激を与えなければなりません。1日中机に向かって座り仕事のことばかり考えていたのでは、なかなか難しいことです。しかし、インスピレーションにも色々な形があります。私の場合は、本を読んだり、文章を書いたり、絵や写真を見たり、旅行をしたりすることで、刺激を受けます。小さなことでもいいので、毎日何か刺激を受けたものを見つけ、それを家族や社員と共有しましょう。

7.メンターを見つける

 どんな経営者やリーダーも、自分で自分を伸ばすことは難しいです。その道のプロを雇うのは簡単ですが、会社の一番の価値は、経営者であるあなたの強さにあります。

 私は会社の経営者というのはアスリートのようなものだと思います。ペイトン・マニングは、素晴らしいコーチやトレーニング、治療、そして数えきれないほどの厳しい練習無しに、世界最高のクォーターバックにはなれなかったでしょう。あなたもまた、適切なサポートなしに良いリーダーにはなれません。

 コーチを雇う余裕がない場合は、定期的に会えるメンター(手本となる良き先輩)を見つけましょう。個人的に好きで、リーダーとしての経験もあり、あなたのビジネスのことも理解している人が理想的です。

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