メールはたくさん使ってもデータ通信量をあまり消費しないことが分かった。では同じようにテキストがベースのSNSサービスはどうか。TwitterやFacebook、LINEのデータ通信量を調べてみた。
月680円(税抜き)で使える格安SIMカード「U-mobile*d」(データ通信量1Gバイトまでの場合)で、さまざまな機能を試す本連載。前回はメール機能を試したところ、文字が中心なら通信量はごくわずかだと分かった。しかし、他人と連絡を取る方法として、メールのほかにTwitterやFacebook、LINEといったSNSサービスを使っている人も多いだろう。
これらのサービスは基本的にテキストが中心なので、多少使うぶんにはそれほど通信量は消費しないと予想できる。しかし、タイムラインをひんぱんに同期/更新する場合や、画像やスタンプの送受信があることを考慮すると油断はできない。それぞれのSNSサービスの通信量を調べてみた。
まずはTwitter(公式アプリ)から。以下に挙げる4つの操作を行い、設定メニュー内の「データ使用」でデータ通信量を確認した。結果は以下の通りだ。
Twitterのデータ通信量 | |
---|---|
操作 | データ通信量 |
Twitterを同期 | 0.1Mバイト |
タイムラインのツイートを1カ月分確認(83ツイート) | 0.81Mバイト |
Twitterのウィジェットでツイートを確認(19ツイート) | 0.08Mバイト |
ツイートを投稿(1ツイート) | 0.63Mバイト |
同期だけなら0.1Mバイトと通信量の消費は少ない。同期を自動にしていても安心できる。問題はタイムラインをさかのぼり、ツイートを読んでいく場合だ。一部画像の投稿もあったが通信量は0.81Mバイトだった。フォローしている人が多く、タイムラインを細かくチェックするならば、通信量の消費に気をつけたい。
Twitterのウィジェットは表示できるツイート数がアプリに比べて少ないため、通信量も少なくなる。通信量を気にするなら、最新ツイートの確認はウィジェットを中心に行うといいだろう。
自分でツイートを投稿すると、タイムラインの更新よりも通信量が増える。例えば1日あたり5ツイートを毎日行えば1カ月で約90Mバイト(利用上限の約10%)となる。1日に数回のツイートなら問題ないが、それ以上ツイート数が多かったり、写真などをアップロードする場合は気をつけたい。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.