コラム
» 2014年01月29日 10時45分 UPDATE

iPadがレジに! ユビレジ、Airレジ、スマレジを比較してみた

飲食店などでiPadをPOSレジ代わりに使える便利なサービス。その中から、ユビレジ、Airレジ、スマレジの3つを比較検討した結果、顧客管理に最も適していると感じたのは……?

[井ノ上陽一,Business Media 誠]

本記事は、ブログ「EX-IT ExcelとITで効率化して、仕事と人生を楽しもう」より転載、編集しています。


iPadレジアプリの最新情報はベンダーサイトで

 このiPad向けレジアプリの比較記事は2014年6月2日時点の情報です。最新の料金体系や機能などの情報は、各サービスベンダーのサイトでご確認ください。


 ユビレジ、Airレジ、スマレジなど、iPadがレジになる便利なアプリがさまざまあります。私もクライアントと検討してみたのですが、現時点では、スマレジを導入する予定です。

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iPadレジの比較

 今回は、ユビレジ、Airレジ、スマレジの3つを、「月額費用」「顧客管理費用」「顧客管理」「顧客管理(CSVファイル対応)」「商品管理」「商品管理(CSV対応)」「在庫管理」の視点で比較してみました(2014年6月2日時点の情報)。

■iPadレジ比較
項目 ユビレジ Airレジ スマレジ
月額費用 無料(5000円のプレミアム版あり) 無料 4320円
顧客管理費用 0円 × 2160円
顧客管理 ×
顧客管理CSV △(※)API経由で連携可 ×
商品管理
商品管理CSV
在庫管理 △(※)別サービス「StockScan」を利用すれば可 × ○(※)別途アドオン料金が発生
商品登録件数 無制限 400件 無制限
バーコードリーダー ×

 Airレジやユビレジの利用料「無料」も魅力的ですが、クライアントの業種は顧客管理が必須なので、結果的にスマレジに決めました。ユビレジも顧客管理はできますが、CSVで一括取込ができません。逐一サイトで登録するのは非常に手間が掛かるので、候補から外しました。ただ、顧客管理が必要でないなら、無料のAirレジやユビレジを試してみる価値はあるでしょう。

 iPadレジは、レジ回りがすっきりしますし、何より使いやすいです。データをCSVで取り出すこともできるので、Excelで加工して分析したり、会計ソフトに取り込んだりもできます。

スマレジショールームへ

 先日クライアントとスマレジのショールームに行ってきました(予約していくと、実際のデモを見せてもらえます)。

 ショールームでは、疑問点も質問できますし、手持ちのiPadにスマレジをインストールし、顧客データ、商品データなどをCSVで入れてテストすることもできます。今回は第三世代iPadで試してみたのですが、スタンドを使えば、ちょっと重い前世代のiPadでもいけそうです。

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スマレジの設定・利用方法・価格

 では、スマレジの利用イメージを見ていきましょう。スマレジは次のように利用します。

サイトの管理画面での設定

 アカウントを作り、PCでログインすると、次のような管理画面に入れます。

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 ここでできるのは、まず商品、顧客(会員)の登録です。

登録はiPhone・iPadアプリではできず、サイトの管理画面だけでできます。

(iPhone・iPadでサイトにアクセスすれば可能です)

サイト管理画面でのデータの閲覧

データは、

  • 日別売上
  • 時間帯別売上
  • 曜日別売上
  • 部門別売上
  • 商品別売上
  • 端末別売上
  • スタッフ別売上

などを表示できます。

今は、私の特製Excelで管理しているのですが、そのほとんどのことができます。

月別売上、年度別売上、移動年計、年代別売上、媒体別売上、その他、これらのクロス集計は、Excelにしかありません。

CSVデータをエクスポートできるので、Excelで集計、加工、グラフ化する仕組みを作ります。

仕事を失わずにすみそうです(笑)

それでも、スマレジだけで十分な種類の分析表を確認できます。

iPadアプリの準備・設定

 iPad(またはiPhone)のアプリ(無料)をダウンロードします。PCとの接続設定をすれば、PCとiPadのデータが同じものになります。

会計の流れ

実際に会計をするときは、次のような流れでやります。

(1)商品リストをタップし、商品を選ぶ

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(2)商品を選ぶと、左側に表示され、個数を増減できる

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(3)合計が表示されるので、現金決済かクレジットカードかを選ぶ

 現金なら預かった金額からおつりを計算してくれます。ドロワー(おつりが入っているところ)も連動させれば、おつりを出すときに開くので便利です。カードの場合は、スマレジへ入力した上でカード端末を操作するか、連動しているカード端末を使います。

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(4)[領収書発行]をタップすると、連動しているレシートプリンターからレシートが発行される

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 これはレシートプリンターと無線ルーターを有線でつなぎ、無線ルーターとiPadを無線でつなぐ設定です。結果はサイトの管理画面にも表示されますので、出先で今日の売上確認をすること簡単にできます(基本プランで、3端末まで登録できます)。

結局いくらかかる?

 スマレジの料金体系は次の通りです。

月額費用

  • 基本料:4200円
  • 顧客管理をする場合:+2100円(ポイント管理機能付き)
  • 在庫変動管理:+2100円
  • 在庫店舗間移動:+2100円
  • 棚卸:+3150円
  • 発注、入荷、出庫:+3150円
  • 電話サポート:+1575円(メールは無料)

周辺機器

  • レシートプリンター:2万9400〜7万3500円
  • ドロワー:9975円
  • バーコードリーダー:2万6775円

 その他サポートプランがあるようです。すぐに始めるなら、月額費用の基本料4200円+レシートプリンターがあれば十分でしょう(もちろんiPadは必要です)。以前は初期費用6万3000円が必要でしたが、現在は無料です。

 なお、30日間お試しができる無料プランもあります。基本機能がすべて使えますので、ぜひ試してみてください。

筆者プロフィール

タイムコンサルティング代表取締役・税理士。会計ソフトfreee認定アドバイザー。総務省統計局勤務の国家公務員から税理士となった「ITと数字のプロフェッショナル」。Excelによる業務効率化を得意とする。日課は、早起き(4〜6時)、ブログ執筆、トライアスロンのトレーニング、料理、少々ゲーム。ブログは2007年7月9日より毎日更新中。


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