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» 2014年02月07日 09時00分 UPDATE

3分LifeHacking:上司と良い関係を築くために役立つ8つの質問

上司への質問は良好な関係を築くためには欠かせません。「私にできることはありますか?」「週末はどうでしたか?」など、上司の率直な意見を聞いてみましょう。

[Celia Shatzman(訳:梅田智世/ガリレオ),ライフハッカー[日本版]]
ライフハッカー[日本版]

 思い返してみてください。あなたが上司の意見を聞こうとするのは、「大失敗をしてしまったとき」や、「ものすごい成功を収めたとき」「業績評価のとき」だけではありませんか?

 上司の意見は、あなたにとって必要なものです。もっとも、上司に目をかけてもらいたくないのなら話は別ですが、言うまでもなく、そうした姿勢はあなたの昇進の助けにはなりません。上司の率直な意見を聞くことは、上司との関係を築くためには欠かせません。そして好むと好まざるとにかかわらず、上司との関係はあなたのキャリア形成に良くも悪くも影響します。

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 親密な関係を築いておけば、納期の厳しい仕事でも順調に進み、毎日が問題なく過ぎていくようになります。反対に関係が不安定だと、エレベーターに乗り合わせた短い時間でさえ果てしなく続くような気がするもの。さらに上司と良い関係を築いていれば、仕事上のストレスも減少します。アメリカ心理学会(American Psychological Association)の実施した労働環境調査では、調査対象者のうち75%もの人が、仕事上の最大のストレス要因は直属の上司だと回答しています。

 そこで上司と良い関係を築く方法について、『Great on the Job: What to Say, How to Say It: The Secrets of Getting Ahead』という著書もある専門家、Jodi Glickman氏に話を聞いてみました。同氏によると、次のような質問を上司にすると良いそうです。

「週末はどうでしたか?」

質問するタイミング

 「月曜の朝はあわただしいものです。誰もが、するべき仕事を山ほど抱えています。それでも、上司に週末のことを訊ねるチャンスを逃してはいけません」とGlickman氏は言います。この質問をすれば、個人的な関係を築くきっかけになり、仕事以外でもつながりを作るチャンスが得られます。具体的なことを聞くようにしましょう。例えば、娘さんのソフトボールの試合や取引先との会食がどうなったかなど。そうすれば、相手を気にかけていることをアピールできます。

この質問が重要な理由

 上司についての知識は、多いに越したことはありません。職場の外でどんな風に時間を過ごしているかを知れば、上司が何を大切にしているかも分かるはずです。「そうすれば上司との間に、仕事の書類や予定表によるつながり以上の、本物の人間関係を築けます」とGlickman氏は説明しています。「仕事とは別の次元のつながりができるので、上司もあなたを単なる部下としてではなく、プライベートな生活と趣味を持つ、1人の人間として見るようになります。さらに自分の個人的な生活についても話すようにすると、人間関係を大切にする成熟した人という印象を与えることができます。これは経営陣が高く評価するポイントです」。

「チームの最大の問題は何ですか? それを解決するために、私にできることはありますか?」

質問するタイミング

 転職してすぐの人や新たなチームに加わったばかりの際には、この質問が威力を発揮します。というのも、この質問をすればその仕事に必要とされる事柄を把握できるからです。また、あなたの部署に新しい上司が来た時に、この質問をするのも良いでしょう。引き継ぎをしながら、新上司の優先順位を知るのに役立つはずです。とはいえ、この質問はいつでも使えます。例えば、上司が仕事で手いっぱいになっているのに気づいたとき、「いつでも手を貸します」と伝えたければこの質問をしてみましょう。「貴重な部下」という評価を獲得できるかもしれません。

この質問が重要な理由

 「指示がなければ何もできない人ではなく、戦略的で思慮深く、イニシアチブをとれる人という印象を与えます」とGlickman氏は説明しています。

「これまでの部下の中で特に評価している人のことを教えていただけますか。どんな点が優れていたのでしょう?」

質問するタイミング

 この質問は、一緒にサンドイッチを買いに行く途中で持ち出すたぐいのものではありません。業績評価の際や、上司にちょっと厳しい意見を言われた時など、真剣に意見を聞きたいときまでとっておきましょう。この質問をすれば、「上司がスムーズに仕事できるよう、自分もスキルを身につけたり磨いたりしたい」と思っている、とアピールできます。上司の仕事をサポートするのは、職場の全員に求められるタスクです。

この質問が重要な理由

 「すでに上司との間に良い関係を築いていて、さらに次のステージに進みたいときや、昇進や昇給のポイントを稼ぎたい時にこの質問をすれば、上司がどんな要素にもっとも価値を置いているかがわかります。何が大切かがわかれば、それに沿った行動を心がけられます」とGlickman氏は説明しています。

「〇〇の仕事でご一緒できることになり、とても嬉しく思っています。このプロジェクトの間、フィードバックをいただくことはできますか?」

質問するタイミング

 新しいプロジェクトに取りかかるときや、新しいチームに加わるとき、長期的な仕事を割り当てられたときには、「プロジェクトの最中に、フィードバックをいただけるよう時間をとってほしい」と前もって上司に伝えておくと良いでしょう。

この質問が重要な理由

 重要なミーティングのあとに「どうでしたか?」と訊ねても、上司はたいてい「よくやった」と言うものです。「意味のある本音の意見を引き出すための最善策は、前もって種をまいておき、実際に必要になる前に上司にフィードバックを求めることです」とGlickman氏は説明しています。

「〇〇の仕事は絶対に成功させたいと思っています。参考にできる前例はありますか? チーム内に誰か、最近仕事を成功させている、相談すべき相手はいますか?」

質問するタイミング

 あなたがこれまで取り組んだことのないタイプのプロジェクトが始まるとき。

この質問が重要な理由

 おそらくあなたの上司には、プロジェクトからどのような成果を得たいか、ビジョンがあるはずです。あなたがその展望をきちんと理解できていないと、上司の満足のいく結果は得られるはずがありません。「新しい仕事を任されたからといって、すべてを一から自分で開拓する必要はありません。うまく情報を得て、成功例を教えてもらいましょう。前もって助言を仰いでおけば、自分にとっても上司にとっても満足のいく結果が得られて、時間も無駄になりません」とGlickman氏はアドバイスしています。

「半年後までに、〇〇を指揮したいと思っています。プロジェクトの担当を決める際に、その点を頭に入れておいていただけますか?」

質問するタイミング

 現在の任務で優秀な業績を収めていて、新しい挑戦をする準備ができているとき。また、新しいことに挑戦しても重荷になりすぎない自信があるとき。

この質問が重要な理由

 「上司は、積極的に学び、成長し、新たな責任を引き受けようとする社員を好みます。この質問をしておけば、あなたは人事査定の際に、良い仕事をしているうえに、いつでも積極的に新しいスキルを身につけようとしており、会社に大きく貢献する人物として、高く評価されるはずです」とGlickman氏は説明しています。

「何を始めたら良いですか? 何をやめるべきですか? 私が得意なことで、継続すべきものは何ですか?」

質問するタイミング

 理想をいえば、この質問はこちらから聞かなくても、上司のほうから業績評価などの際に答えを示してくれるはずです。ですが、そうではない場合には、遠慮なく自分から質問しましょう。評価の席でそうした情報をもらえなかったと感じるなら、上司にメールを送って1対1の話し合いを要請し、これらの質問に具体的に答えてほしいと伝えましょう。

この質問が重要な理由

 「おそらく、あなたには上司から好まれる良い点がたくさんあるでしょう。また、上司がやめてほしいと思う点もあるはずです。ですが、たいていの上司には、それをあなたに伝える勇気や意欲がありません。この一連の質問をすれば、上司は忌憚のない意見を伝えやすくなるはずです。例えば、あなたが毎週10時間を費やしている売り込み電話には効果がないとか、それよりもこの手法を取り入れると良いとか言ってくれるでしょう」とGlickman氏は説明しています。

 上司が答えをはぐらかし、「きみはよくやっている、何も変える必要はない」と言ったとしても、改善の余地があることを自覚しているのなら、やんわりと食い下がってみましょう。例えばこんな風に。「順調と聞いて、安心しました。ですが、さらに上のレベルを目指して、挑戦したいと考えています。来年、確実に昇進するためには、ほかにどんなことをするべきでしょうか?」

「数日のうちに、もう1度お話する時間を作っていただけませんか?」

質問するタイミング

 あまり思わしくなかった業績評価の終了時や、会話の中で、必ずしもポジティブではないけれど貴重な意見を上司からもらったとき。

この質問が重要な理由

 打ちのめされている時には、すぐに結論を出したり、建設的な質問をしたりするのは難しいものです。何日か考えをまとめるための猶予をもらえば、上司の言葉に思いをめぐらせ、改善の方法を考える時間ができます。「絶対にしてはいけないのは、冷静さを失うことです。覚えておいてください。フィードバックには、あなたにとって耳の痛いものもあるでしょうが、それはあなたの仕事を向上させるためなのです」とGlickman氏は説明しています。

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