「LINE Creators Market」は、LINEユーザーであれば誰でも自分が制作したスタンプを販売できるサービス。LINEの審査さえ通れば、職業、年齢、プロ、アマチュア、個人・企業を問わず、自身で作成したスタンプを販売できる。登録・申請はすべて無料。
ユーザーは公式サイトからクリエイター登録をし、規定のガイドラインに沿って、必要な画像とテキストを登録する。その後、審査を通過すればスタンプを販売できる仕組みだ。スタンプの販売価格は40種類1セットで100円。売り上げの50%が制作者に配分される。審査受付および販売の開始は2014年4月を予定している。
LINEのスタンプは、日本だけでなく世界中で注目を集め、スマートフォン時代の新しいコミュニケーション文化として浸透している。これまではLINE側で制作したオリジナルキャラクターやディズニーなど世界的に有名なキャラクターを中心に展開してきた。「LINE Creators Market」によって各国のユーザーからオリジナルのスタンプが公開され、その国の文化に沿った人気スタンプが出てくることが期待される。
LINEでは、「LINE Creators Market」という新しい「場」を提供することで、クリエイターには活躍の機会を、LINEのユーザー向けにはスタンプを使ったコミュニケーションの活性化を図る狙いがあるという。
今回発表された「LINE電話」「LINE ビジネスコネクト」「LINE Creators Market」の3サービスは、LINEがメッセージアプリの枠を超えてインフラ化を目指す新サービスの第1歩。LINEは2014年内に世界5億ユーザー突破を目標としており、今後もこのような新サービスを、よりスピーディに発表していく方針だという。
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