FAXをスマホで送受信できる「eFax」は、最初にクレジットカードの登録やFAX番号を決める(割り振られた番号から選ぶ)設定があり、テスト受信を行う。その後、同じ書類(A4を13枚)を送受信してみた。
eFaxの各操作で発生するデータ通信量 | |
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操作 | データ通信量 |
eFax申し込み〜テスト受信 | 0.86Mバイト |
eFax送信(PDF/0.83Mバイト) | 0.87Mバイト |
eFax受信(13枚) | 0.75Mバイト |
FAXの枚数や内容にもよるが、今回は文字と図、グラフがある書類(PDF)だったので、通信量はさほど多くならなかった。こうしたファイルを毎日5回ほど送受信しても、約4Mバイト×30日で約120Mバイト。1Gバイト制限を考えても、許容範囲といえる。また、メールにPDFが添付される受信時には、Wi-Fi接続時に添付ファイルをダウンロードすることで通信量を抑えられる。
最後に手書きメモのデジタル化アプリ「SHOT NOTE」を試そう。データの送信先としてクラウドやメールを設定できるが、今回は「Dropbox」と「Evernote」を登録した。
細かい文字をびっしりと書いたメモ1ページを「低画質」と「高画質」でアップロードしたが、それぞれのデータ通信量は0.17Mバイトと0.36Mバイトと2倍の差が出た。とはいえ、高画質でも通信量が気になるほどではない。なお、文字数を減らしたシンプルなメモもアップロードしてみたが、あまり通信量は変わらなかった。
同じメモをEvernoteに送ると通信量が0.8Mバイトに増えたが(低画質)、仮に毎日5枚送信しても4Mバイト。1カ月で約120Mバイトで、これもeFaxと同じく、必須アプリなら許容範囲だろう。
以上、5本のアプリを試してきたが、通信量で注意すべきは「iCata」でカタログを読むときくらいだ。もっとも、必要なカタログを見るくらいなら心配はいらないだろう。他のアプリも、やりとりするファイルのデータサイズや、使い過ぎには注意すべきだが、そういう場合は、いつものようにWi-Fiをうまく活用して通信量を抑えたい。
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