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» 2014年04月04日 11時00分 UPDATE

「話のおもしろい人」の法則:「くまモン」は好き? 嫌い?――会話が続く人の法則

ビジネスでもプライベートでも、会話が続かないと悩んでいるのなら、相手が反応しそうな流行のアイテムをあらかじめ用意しておきましょう。それだけで、勝手に盛り上がって、相手にとってあなたは「おもしろい人」になるのです。

[野呂エイシロウ,Business Media 誠]

集中連載「「話のおもしろい人」の法則」について

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本連載は、野呂エイシロウ著、書籍『「話のおもしろい人」の法則』(アスコム刊)から一部抜粋、編集しています。

「話のおもしろい人」は、相手によってカメレオンのように言うことを変え、女性のネイルをチェックし、おみやげにガリガリ君をもっていく。

「話のつまらない人」は、半沢直樹』のように自分を押し通し、女性からのメールをチェックし、おみやげに高級アイスを持っていく。さて、そのワケとは――?

さまざまなヒット商品や人気番組の「かげの仕掛人」が教える、話しベタでも人の心を“ワシづかみ”にできる48の話し方。この法則さえ知れば、

・人に怒られない

・異性にモテる

・仲間に嫌われない

・仕事がうまくいく

で、人生が変わります!


 素敵な異性と出会うことを目的として、こじゃれた公園を散歩させるために犬を飼っている人がいます。

 「そんなヤツいるの!?」って思うでしょう? 本当にいるんですよ。でも、僕は、これはあながち悪いことではないと思います。異性と出会いたいと心で思っているだけで何もやらない人と比べれば、行動が具体的でアグレッシブです。

 いくら「異性と出会いたい」と真剣に思っていても、「私は素敵な恋人を募集中です」とプラカードを掲げて歩いたり、メガホンで怒鳴って歩きまわったりすることはできません。かといって、いくら街や公園を歩いてみたところで、その人が恋人を募集しているかどうかなんて分かりません。

 そこで、きっかけを作るためのアイテムとして犬を連れて歩く、というわけです。もしかしたら同じように犬を連れた素敵な異性と出会い、犬同士がじゃれあって離れなくなって、自然と自己紹介のムードに……。実際はおじさんの連れている犬と絡むのがオチかもしれませんが、可能性はあるでしょう。

 ポイントは「ひっかかり」をあらかじめ作っておき、相手に見せるのが大切だ、ということです。

「くまモン」を身につけて、いざ出陣!

 ビジネスでも同じことが言えます。会ってすぐに相手の心を開かせることができれば、そのあとの商談や交渉はフレンドリーに進んでいくものです。

 僕は、どんなにバカにされようが、はやりものをすぐに入手します。くまモンやテッドなどのキャラクターが流行れば、すぐさまそのぬいぐるみを注文してバッグに付けておきます。ドラマの『半沢直樹』がはやれば「倍返し饅頭」をおみやげにします。東京スカイツリーの展望台の入場券はいち早く手に入れましたし、iPhone5sの発売時には新色のゴールドをすぐに買いました。

ks_kumamon02.jpg (出典:くまモンオフィシャルホームページ)

 どこに反応するかは相手次第。クライアントの担当者が若い女性なら、くまモンのぬいぐるみに「かわいい!」と反応してくれます。これが単なるくまのフィギュアやぬいぐるみだと、相手はつっこんでいいのかどうか迷ってしまいます。

 物静かな人がiPhoneを見て、「どうやってゴールドを入手したんですか?」と質問してきたりもします。そこから会話が広がり、場が和んで段取りもスムーズにいきます。何に反応するかで、相手の嗜好も知ることができます。これがきっかけで取引先の女性と仲良くなって、恋愛に発展するかもしれません。

 会話が続かないと悩んでいるのなら、相手が反応しそうな流行のアイテムをあらかじめ用意しておきましょう。すると、勝手に盛り上がって、相手にとってあなたは「おもしろい人」になります。くまモンをぶら下げるだけで会話が盛り上がるなら、こんなに簡単なことはありません。

 ときには、用意した「ひっかかり」がすべて空振りに終わることもあります。でも、それならまた別のものを仕込めばいいだけの話です。

 「流行に乗るなんてみっともない」なんてヤボなことは言わないで。人々が最も反応するのは、今、流行しているものです。「タイム イズ マネー」とよく言いますが、「タイミング イズ マネー」であることも知っておくべきです。

今回のポイント

「ひっかかり」は相手の心を開くアイテム。数打ちゃ当たると心得よ!


 →連載「「話のおもしろい人」の法則」バックナンバーはこちら

著者プロフィール:

野呂エイシロウ(のろ・えいしろう)

1967年愛知県生まれ。愛知工業大学卒。放送作家・戦略的PRコンサルタント。

学生時代に「現役の学生」を武器に、電機メーカー、広告代理店との会議に参加。学生向け家電企画の立案、宣伝、PRに携わる。その後、『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』で放送作家デビュー。『ザ!鉄腕!DASH!!』『奇跡体験!アンビリバボー』『ズームイン!!SUPER』などに携わる。放送作家としての「番組をおもしろくするネタづくりのノウハウ」を生かし、30歳のときから“戦略的PRコンサルタント”としての仕事をスタート。


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