あなたの「最初の仕事」が教えてくれる5つのレッスン3分LifeHacking(2/2 ページ)

» 2014年04月08日 09時00分 公開
[Eric Ravenscraft(訳:伊藤貴之),ライフハッカー[日本版]]
ライフハッカー[日本版]
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4:分野違いの仕事でもキャリアの助けになる

 私たちの誰もが、ほかの仕事よりやりたい仕事があります。キャリアを築くとは、憧れの仕事に向かっていくことでもあります。しかし、その途中で出会う仕事にも大きな価値があります。それは、夢の仕事に必要なスキルを学べるインターンシップかもしれないし、ときには、会社勤めを辞めてバーで働くことかもしれません。例えば、読者のApocalypse531さんは、収入は変わらないが、よりストレスの少ない仕事を見つけたそうです。

仕事とは目的を達成する手段であることを理解してください。まだ学生だったり、まだ理想の仕事に就けていないとしても、生活費そのほかに使うお金を稼がねばなりません。仕事を神聖なもののように扱わないことです。私の最初の仕事は、通勤に毎日50キロ運転しなければならないオフィスワークでした。スーツを着て、毎日ランチ代を払っていました。それから紆余曲折した結果、最終的にはバーテンダーとしての仕事が、同じだけ稼げてストレスも少ない仕事であることが分かりました。

 あなたが仕事に求めるているものは、関連分野のスキルの習得かもしれません。または、仕事以外の生活を楽しむためのお金を稼ぐことかもしれません。

 いずれにせよ、実際に働きはじめるまで、自分がその仕事に何を求めているかは分からないもの。とはいえ、自分がその仕事から得たいものを見極める作業こそが、これから進むべき道を教えてくれるのです。それが最も重要な学びかもしれません。

5:辞める時を知る

 「最初の仕事」のほとんどは、退屈、もしくは低収入の仕事です。幸運にも素晴らしい仕事に就けたとしても、まだ、他のみんなと共通することがあります。おそらく、それが最後の仕事ではないということです。遅かれ早かれ、いつかはその仕事を辞めるときがきます。楽しくなくなったからかもしれないし、もっと収入が欲しいからかもしれません。あるいは、ただ変化の時が来たのかもしれません。

 理由が何であれ、どうやって(また、なぜ)辞めるのかを知るのは重要です。読者のmarenumさんは、辞めることから多くを学んだそうです。

私は、みじめな「最初の仕事」を辞める時に、多くを学びました。仕事をしている時よりも多くをです。私は、クソったれの上司、殺伐とした職場環境、退屈な仕事に耐えかね、あるとき退職を決意しました。そして数カ月以内にもっと良い企業のインターンシップの職を得ました。無給でしたが私はハッピーになれました。

 仕事の辞めどきを知るのは、それ自体が大変な作業です。「やめるべき兆候」に気をつけていても、基本的に、年齢が高くなるほど辞めるリスクも高まります。なので、最初の「辞めた経験」からの学びがより重要となるのです。

 辞めた後どんな気分になりましたか? 心残りは何でしたか? その仕事を辞めたことを後悔しましたか? こうした質問に答えることで、あなたにとって仕事を辞めるとは何かが分かります。年齢を重ね、支出も増えると、会社を辞めるのは悪いことだと考えるようになります。最初の仕事を辞めた経験が、本当に仕事を辞めるべきかどうかの判断を助けてくれます。

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