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» 2014年04月11日 11時00分 UPDATE

「話のおもしろい人」の法則:人は「自分に合わせてくれる人」を好きになる

人は、自分に合わせてくれる人を好きになります。話し方やその内容、服装や趣味が合うと“理想の人”だと思うのです。カメレオンのように相手の好みに合わせると、距離がグッと縮まります。

[野呂エイシロウ,Business Media 誠]

集中連載「「話のおもしろい人」の法則」について

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本連載は、野呂エイシロウ著、書籍『「話のおもしろい人」の法則』(アスコム刊)から一部抜粋、編集しています。

「話のおもしろい人」は、相手によってカメレオンのように言うことを変え、女性のネイルをチェックし、おみやげにガリガリ君をもっていく。

「話のつまらない人」は、半沢直樹』のように自分を押し通し、女性からのメールをチェックし、おみやげに高級アイスを持っていく。さて、そのワケとは――?

さまざまなヒット商品や人気番組の「かげの仕掛人」が教える、話しベタでも人の心を“ワシづかみ”にできる48の話し方。この法則さえ知れば、

・人に怒られない

・異性にモテる

・仲間に嫌われない

・仕事がうまくいく

で、人生が変わります!


 相手によって話し方を変えると言うと「相手次第で態度を変えるヤツ」と、不誠実な対応ととらえられがちです。でも、それは誤解です。

 会社で上司や同僚、取引先と仕事をしている、ふつうの会社員のケースを想定してみます。家では奥さん(ご主人)や子どもと生活をしています。

 では、上司と自分の子どもにまったく同じ話し方をする人はいるでしょうか? 奥さんと同僚では? 異なっていなければ、そのほうが気持ち悪いですよね。赤ちゃんには甘い言葉で話しかけ、同僚にはビシッと対応する。それは本来、相手がそう望んでいると思うからこそしていること。これは、話し方以外にも応用が利きます。

 僕は、クライアントの人柄や業種などによって服装を変えます。テレビ局に出向くときは堅くなりすぎないようネクタイをしませんが、広告代理店や金融機関に出向くときは必ず締めます。

 あなたも休日に公園で子どもと遊ぶときと、得意先を接待するときとでは服装を変えますよね。サラリーマンだって、その日に会う相手によってスーツやネクタイ、靴を変化させることはできます。相手がピンクが好きなら、あなたもピンクのネクタイをすればいいわけです。

人は「自分に合わせてくれる人」を好きになる

 これはプライベートでも、とても有効です。理想の恋人の条件として「おもしろい人」「共感できる人」「話を聞いてくれる人」などがよく挙げられます。僕には、全部同じことを言っているように思えます。

 正確に言うと「私をおもしろがらせてくれる人」「私に共感してくれる人」「私の話を邪魔せずに納得しながら聞いてくれる人」なのです。つまり、人は「自分に合わせてくれる人」を自分に合った、理想の相手として意識するのです。

 どうしても仲良くなりたい、付き合いたいと思う人がいるなら、するべきことは簡単。相手を慎重に細かく観察し、すべて相手に合わせることです。その人のことが本当に好きならば、必ずできるはずです。相手がマンガの『ワンピース』を好きなら、あなたも勉強して「おもしろいよね!」と話を合わせましょう。

ks_comic01.jpg 尾田栄一郎著『One piece』(巻1)

 一方、ビジネスシーンで、上司が「ウチの子どもと『ワンピース』を一緒に見てみたんだけど、あんなのどこがおもしろいのかね?」と言ったら、どうするか?

 そう、自信を持って「僕もつまらないと思うんですよ!」と言い放つのです。一流の料理人が、お客様の表情やちょっとした一言から体調を読み取り、味を変化させるのと同じこと。相手に合わせることが究極のおもてなしなのです。

 あなたが『ワンピース』が大好きだとしても、その「本当の自分」を常に貫く必要などどこにもありません。

 アットホームな会社に入れば温かい人間になるし、ドライな職場では性格までドライになる。それはごく普通のこと。僕たちは本来、みんなカメレオンなのです。

今回のポイント

相手に合わせて言うことを変える。それこそ究極の「お・も・て・な・し」!


 →連載「「話のおもしろい人」の法則」バックナンバーはこちら

著者プロフィール:

野呂エイシロウ(のろ・えいしろう)

1967年愛知県生まれ。愛知工業大学卒。放送作家・戦略的PRコンサルタント。

学生時代に「現役の学生」を武器に、電機メーカー、広告代理店との会議に参加。学生向け家電企画の立案、宣伝、PRに携わる。その後、『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』で放送作家デビュー。『ザ!鉄腕!DASH!!』『奇跡体験!アンビリバボー』『ズームイン!!SUPER』などに携わる。放送作家としての「番組をおもしろくするネタづくりのノウハウ」を生かし、30歳のときから“戦略的PRコンサルタント”としての仕事をスタート。


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