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» 2014年04月18日 10時00分 UPDATE

仕事で使えるWebサービス:「業者探し」はもっと簡単に、「相見積」はパパッと済ませたい――imitsu(アイミツ)

何か新しい発注をするときに行う「あいみつ」。業者探しの時間と手間を考えると、多少高くついても「いつもの業者でいいや」となりかねません。もっと手軽にできるWebサービスがあったのです!

[岡田大助,Business Media 誠]

 ある日、社長から「新しい販促グッズを作るので業者を探して」と頼まれたとしよう。作りたいものは決まった。さて、検索サイトで「販促グッズ」「ノベルティ」「制作」などのキーワードを入れて、表示結果を上から順々に確認していくか――。

 このとき、検索結果の一番上に表示された業者だけを調べて、社長に報告するような人はいない(と、思いたい)。複数の業者のWebサイトを調べて、制作物のクオリティ、納期、金額などで、候補となるいくつかの業者に“当たり”を付けていく。

 ここまでやってから、それぞれの業者に見積書を出すように依頼するだろう。一般的に「あいみつを取る(相見積を取る)」といわれる作業だ。しかし、考えてみると面倒くさい作業だな。もっと簡単かつ手軽にあいみつを取れないものか。

業者の絞り込みから一括問い合わせまで一気通貫で

 ユニラボが2014年2月に開設した「imitsu(アイミツ)」は、その名のとおり、あいみつを取ることに特化した業者比較サイトだ。2014年4月時点で登録業者数は5万4000件を超える。「印刷通販」「貸し会議室・セミナー会場」「オフィス清掃」「OA機器レンタル」など100以上のカテゴリーに分かれいて、企業の発注業務にかかわるものであれば、ほぼ網羅している。

imistu imistu

 業者サイトの単なるリンク集ではなく、ユニラボが業者に電話したり、直接訪問したりして集めた密度の濃い情報を掲載しているのも特徴の1つ。例えば、オフィス清掃業者のカテゴリーでは、契約社数、主な顧客、所在地などでの絞り込みのほか、日常清掃、床清掃、ガラス清掃、外壁清掃のおおよその金額が一覧表になっている。

 しかも、imitsuの利用料金は無料だ(現時点では、発注側からも受注側からもシステム利用料金をとっていない)。imitsuのビジネスプランについて、ユニラボの栗山規夫社長と、共同運営を行うリブセンスの村上太一社長に聞いた(以下、敬称略)。

「imitsuで取れないあいみつはない」を目指す

――なぜ、「imitsu」が生まれたのでしょうか?

栗山: もともとユニラボでは、ビジネス比較サイト「SMART FIND(スマートファインド)」を2013年から運営していました。前職で村上さんとは面識があり、リブセンスのノウハウを生かしてimitsuにリニューアルしました。名前が示すとおり、「imitsuで取れないあいみつはない」となるところまでデータベースを拡充したいと思ってます。

 特徴は、リストアップした業者を必ず人力で追加調査している点です。「今すぐ使える業者は?」「評判がいい業者は?」といった部分は一般的なWeb検索では分かりません。ですからimitsuには、コンシェルジュ的な要素を取り入れています。

村上: この前、「執務室のイスを清掃してくれる業者」を探しました。検索サイトで探しましたが、必ずしも業者のWebサイトに知りたい情報が掲載されているとは限りません。業者のWebサイトを1つひとつチェックしていくと、それだけで数時間を費やしてしまいます。imitsuを使えば、業者の絞り込み部分は数分で可能です。

imistu imistu,オフィス清掃業者の絞り込み

――実際の利用イメージを教えてください。

栗山: 例えば、「アプリ開発業者」を探している人は、納期や金額に加えて、これまでのアプリ開発実績も知りたいと思います。サービス説明も充実させていますが、今ですとimitsu上で「ソーシャルゲーム開発実績」の有無が一目で分かるようにしています。

 また、「印刷通販業者」を探している人は、取り扱い商品や参考価格、最短納期などのほかに、年中無休なのか、Office文書での入稿が可能かどうかといったことが分かります。今後はさまざまな業者で相場感が分かる「見積もり例」を強化していこうと思っています。

村上: 既存のビジネス比較サイトで「使いにくいな」と感じていたのが、リストアップが不十分な点でした。例えば、とある比較サイトで「グループウェア」を比較すると、サイボウズがリストにありません。では、「上位に並んでいるのは?」といえば、広告出稿している企業がズラッと並びます。これでは、本当の相見積が取れるかどうか分かりませんよね。

栗山: imitsuでは、独自のアルゴリズムによって「情報の充実度」をキーに上位に並びます。また、業者自身も情報を入力できるようになっていて、そのような業者は「公認情報」というバナーが表示されます。

imistu imistu,ユニラボ自体も「Webサービス開発業者」として登録されている

――現時点では、発注側からも受注側からも利用料金をとっていないようですが、マネタイズはどのように考えているのでしょうか?

村上: まだ、そのフェーズではないと思っています。今はデータベースを充実させて、imitsuの利用者を増やしていく段階です。将来的には何らかのマネタイズを考えますが、利用者が不便にならないようなかたちになるでしょう。

imistu ユニラボの栗山規夫社長(左)とリブセンスの村上太一社長(右)

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