ガントチャート、進捗、連絡、リソース、Todo管理までできる――プロジェクト管理ツール「Brabio!」がスゴイ!(2/2 ページ)

» 2014年04月24日 08時00分 公開
[松崎純一,Business Media 誠]
前のページへ 1|2       

3.細かい作業はTodoリストでカバー

 Brabio!が面白いのは、ガントチャートとは別に「Todoリスト」という機能がある点です。

 ガントチャートは見通しを立てたり現状を把握するのには優れていますが、作業ベースの細かい管理には向いていません。ガントチャートだけに頼ろうとすると、どうしてもTodoの抜け漏れが発生してしまいます。

 Brabio!ではガントチャートとは別に「Todoリスト」という概念を用いて、ガントチャートには現れない細かいTodoもカバーできるようになっています。

4.誰の手が空いているかが見える

 Brabio!を使っていて嬉しいのは、メンバーごとにタスクの担当状況が見える化できる点です。特定の人に負荷が偏っていないかチェックできます。これは共同プロジェクトを進める上で大変便利な機能です。

 以下の画面では、今週誰がどれだけのタスクを抱えているかを棒グラフで表示してくれます。

 他にも、メンバーごとにカレンダー形式で今週の担当タスクを見ることができたりもします。

5.プロジェクトメンバー間の連絡も

 もう1つ共同プロジェクトを推進する上で嬉しいのは、プロジェクトメンバー間の情報共有を促進する機能が備わっていることです。

 ガントチャートを共同編集できるのはもちろんのこと、メンバー間での情報連携などもBrabio!内で完結できます。

 メンバーに知らせたい内容を掲示板形式で登録していくことができます。

 掲示板形式よりもっとラフな情報連携方法として「つぶやき」も使えます。タスクではない思いつきなどのメモを溜めておく場所として重宝します。

ガントチャートを軸とした統合的なプロジェクト管理!

 Brabio!はガントチャートの作成に特化しつつ、プロジェクト管理に必要な機能を一通り備えています。Brabio!を重要プロジェクトのポータル的な用途で使えば、実にパワフルなツールになるでしょう。5人までなら無料で使えるところもうれしいところです。

著者プロフィール:松崎純一

Photo

 システムエンジニアとして6年半の会社員生活を経て独立。ブログ「jMatsuzaki」を軸に各種メディアで執筆活動をするとともに、セミナーの講師も行っている。文体と講演スタイルは独特で、それが好評を博している。

 小学生の頃からの夢であった音楽家へ至るまでの全プロセスをブログを通じて公開することで、仕事と遊びを一致させるための知識と技を伝えている。


前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ