職場の電話で「●●さんはいますか?」と聞かれて……。
It’s me.
ボクだよ。
This is him.
私ですけれども。
“It’s me.”ではあまりにも子どもっぽい受け答え。こんなときはネイティブがとてもよく使う自然な言い回しで、男性なら“This is him.”、女性なら“This is her.”と答えよう。
“Speaking.”(はい、私ですが)も同じくよく使う定番表現。
“It’s me.”は子どもっぽく聞こえるので注意。
本連載は、デイビッド・セイン|小池信孝著、書籍『mini版 ネイティブが使う英語 使わない英語』(アスコム刊)から一部抜粋、編集しています。
日本人は、中学校から高校で、難解な単語や熟語をたくさん学んでいるわりには、ネイティブがよく使う簡単な単語や言い回しを正しく使えず、伝わりにくい、ということが往々にして生じています。
もうちょっとで伝わる、というその差を克服するために、ワンフレーズずつ次の8つのシチュエーションに分けて紹介していきます。例えば、電話で「〜さんはいますか?」と聞かれて自分が本人だったときにどう答えるか、聞いてほしい話がある場合、どのように切り出すかなど。
・あいさつする/礼を言う
・お願いする
・断る
・伝える
・尋ねる
・提案する/すすめる
・和製英語
これさえ読めば、ネイティブとのコミュニケーションがさらにうまくいくことでしょう。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.