五月病は脳の淡蒼球のせい? 脳をダマしてやる気を出す『のうだま』4つのスイッチを試してみたOYATSU HACKER(2/2 ページ)

» 2014年05月22日 07時30分 公開
[熊山准OYATSU HACKER]
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スイッチその3「なりきる」

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 これまた前頭葉を活性化して、淡蒼球を動かす作戦です。ダイエットなら理想のボディを思い描く、スポーツや音楽なら好きなプレイヤーと同じファッションに身を包むなど、目標になりきってしまうのです。

 筆者も原宿のおしゃれカフェに入って、ドヤ顔でMacBookを開き、「ッターン!」と打鍵音けたたましく原稿を打ちまくり、エセノマドワーカーを気取ってみることにしました。

 人も目もあり、また決して安くはないコーシー代の元も取らねばならず、仕事もはかどります。

スイッチその4「ご褒美を与える」

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 気持ちいいときに活性化するテグメンタから、淡蒼球を巻き込む作戦です。そのためには仕事や勉強の後にご褒美を与える。映画でいう「俺、この戦争が終わったら彼女と結婚するんだ」みたいな死亡フラグで不吉ですけどね。

 今回は原稿を書き終えたら、ダイエットを忘れてアイスを食べるぞ! と設定してみました。そこで、さりげなくチェリオが出てくるのは大人の事情ですのでお気になさらず。みなさんも「この仕事が終わったらビール」「朝、早めに学校に行ってモーニングを食べる」などと設定すると良いでしょう。もっとも、飲み食いばかりしているとダイエットという別の目標と相反するので、時にはバッティングしないご褒美設定も必要です。

 というわけで、マンネリ化した生活を送っていると、やる気なんていつまでも出ないことが分かった『のうだま』体験。スイッチは1つだけでも、組み合わせでもけっこうですので、自分にあった方法で、あなたの脳からやる気を引きずりだしてみてはいかがでしょうか。

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