コラム
» 2014年09月19日 07時00分 UPDATE

商談の武器になる:相手との距離を一気に縮める「ビジネス雑談術」 (1/3)

「雑談」は人間関係の潤滑油として欠かせないビジネススキル。「でもイマイチ、自信がない……」という人のために、雑談にぴったりな情報の選び方や集め方、意外なネタの見つけ方などを伝授します。

[企業実務]

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 本記事は企業実務のコンテンツ「相手のとの距離を縮める『ビジネス雑談力』アップ術」から一部抜粋・編集して掲載しています。


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 みなさんは、雑談が得意でしょうか?

 エレベーターに知らない人と乗り合わせたとき、言葉を交わしますか? 出張に出かける新幹線内で隣の席に見知らぬ人が乗ってきたとき、ひと声かけますか? 業界の集まりで、初対面の人と居合わせたときに自分から話しかけますか?

 それとも、言葉を交わすことなく、沈黙を選びますか? 雑談とは、意味のないおしゃべりのように思われますが、意外に重要です。それは、ちょっとした言葉のやりとりで、その場の雰囲気がなごむからです。

 エレベーターに知らない人と2人になると、双方とも緊張しますが、「暑いですね!」と言葉を交わすだけで緊張が和らぎます。新幹線で隣の席の人には、「こんにちは」と挨拶して少し雑談すればリラックスして過ごせます。業界の集まりで、初めて会った人とはまず挨拶して、世間話を少しでも交わせば、あとで人間関係をつくりやすくなります。

 しかし、ひと声かけることが大事なことは分かっていても、実際にはなかなかできないものです。

 そこで本稿では、ビジネスにおける雑談とは何かを押さえたうえで、どんな話題(テーマ)について話せばよいのか、そしてさらに発展させて、どんなネタを集めると雑談が苦にならずに実践できるかを考えていきます。

ビジネスにおける雑談の目的とは何か?

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 まず、ビジネスの場での雑談の目的を押さえておきましょう。

人間関係を円滑にすること

 「おはよう。夕べの残業は遅くまでかかったの?」

 「おはようございます。いいえ、7時には帰りましたよ」

 こんなやりとりだけでも、相手への気遣いを表現できます。声をかけられた人も、気にかけてもらえていると分かります。

ビジネスの話にスムーズにつなぐこと

 「今日は天気がよくて、とても気持ちがいいですね」

 「ほんとうに気分がいいね」

 「この天気のように、仕事も気持ちよく進めたいので、よろしくお願いします」

 相手に会ったとたんに仕事の用件を切り出すと、唐突感を与えます。ちょっとした話題を交わしてから本題に入るほうが、心の準備ができます。

話をしめくくること

 「では、よろしくお願いします。次回うかがうときは、○○の花が咲き始める頃でしょうね」

 「そうですね。満開になっているかもしれませんよ」

 「よいご報告ができるように努力いたします。ありがとうございました」

 このように、仕事の話のあとは当たり障りのない話をして、友好的な雰囲気をつくって商談を終えると効果的です。

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