オンライン、オフライン含め、情報収集にはさまざまな方法があり、どれを選べばいいか迷っている人も多いのでは? そこで今回は私が活用している4つのサービスを紹介します。
皆さんは情報収集を日々どのように行っていますか? ビジネスマンであれば、業界の情報のみならず幅広く世の中の情報に敏感でいたいと思うでしょうし、マーケティングにかかわる人であればなおさら世論を把握しておきたいでしょう。
私は「IT戦士」なのでネット中心に情報収集をしています。では、どのように、また何を使って集めているのでしょうか。日常的に使用しているサービスを、ポイントを交えながら紹介していきます。
情報収集の際、使用しているのはPCとスマホです。スマホなら通勤を含めた移動中などスキマ時間をフル活用できるため、情報収集の8割はこれに頼っています。
ガラケー(フィーチャーフォン)を使い始めた中学2年のときには考えられませんでしたが、モバイル端末が情報収集のメインになり得るようになったとは、技術の進歩を感じさせますね。
使っているサービスとポイントは以下のとおりです。
最近ハマっているのがこのNewsPicks(ニュースピックス)。これは経済専門のニュースメディアで、多数の著名人を含むPickerがさまざまな記事をPickし(拾い)、コメントを付けていきます。全てのユーザーはそのコメントを読むことができます。
サービスについての詳細な説明はしませんが、その道の人が選んだ多岐にわたる分野についての記事と、その人たちによる記事についての見解をコメントとして読めるというのが有益だと感じ気に入っています。
現状の使い方は、
というもの。加えて、ランキングの入れ替りが激しいので人気記事を見落とさないよう注意しています。
1カテゴリに含まれるのは16記事ほど。通勤時間で目を通せるため、忙しい人にもオススメです。
私にとってのTwitter最大の魅力は速報性・スピードです。
Webマーケティングと大いに関わりのあるSEOのような業界は、Googleの検索評価基準の変更をはじめとしたさまざまなニュースは、英語で発表されてから日本に伝わってきます。その業界の人たちは、情報をキャッチするだけでなく、ツイートによる情報発信もスピーディーです。Twitterを利用していれば、ニュースサイトで掲載されたり、ブログにまとめられたりする前に情報を得られます。そういう点からもTwitterは、最新情報をキャッチする最適なツールだと思っています。
しかし、デフォルトで利用すると種々雑多な情報が入り乱れがち。Twitterを情報収集ツールとして便利に使いたいのであればリスト機能を使いましょう。これは、Twitterアカウントをテーマごと――SEO関連情報、有名な社長、そのほかのビジネス関連など――に分類し、作成したリストに入れてその人たちにのつぶやきを表示させるというものです。リストの作成方法は以下のとおりです。
リストの運用開始当初は、興味のあるキーワード検索を行い、その中で面白そうな情報発信をしているユーザーをリストに追加したり、自分がいいなと思ったユーザーが公開しているリストから良さそうなアカウントを見つけたりという方法を使って、効率的にリストを充実させていました。このようにしっかりとリスト運用することで、必要な情報にすぐに到達できる、快適なTwitterライフを送れるようになっています。
Facebookは実際に会ったことのある人のみフレンドにしており、自分のアカウントは非公開にしています。とはいえWeb系や経営者の友人がシェアしている記事は積極的に見るようにしています。
ではどのようにTwitterと違う使い方をしているかというと
と分けています。
ただ、Facebookのタイムラインは時系列ではなく独自の基準で並んでいるため、知りたいと思っている友人の投稿を見逃してしまう場合があります。それを防ぐために「未読の投稿を読む」ページを利用します。このページはFacebookのメニューからたどれないので、こちらの記事を参考に試してみてください。
「未読の投稿を読む」機能ほど頻繁にではありませんが「親しい友達」という機能も使っています。親しい友達に追加された人の投稿は優先的にタイムラインに表示されるようになりますしお知らせにも表示されますから、見逃さずに済みます(親しい友達にしても相手に通知されることはありません)。
親しい友達機能の使い方はこちらの記事で紹介されています。
以前はWeb業界向けの記事が多い印象だったGunosy(グノシー)ですが、最近はサービスの方向性が変わったのか、かなり広いテーマを扱うように。そのため一般的なトレンドを知りたいときや、前述のサービスでは満たせない領域の情報を得たいときにGunosyを使っています。
このサービスはシンプルで使いやすいのが特徴的です。またカスタマイズも可能で、自分にとって興味あるメディアの情報を効率的に見つけられるよう、チャンネル登録機能も備えています。
ここまで、私が行っているインターネットを活用した情報収集の方法を紹介してきましたが、「実際に人に会って直接聞く」のも非常に重要だと感じています。
この半年で600人、つまり毎月100人と出会い、名刺交換をしてきました。きっかけは「紹介」が最も多いのですが、自分からも交流会やゴルフコンペなどに参加し、出会いを創出しています。
もちろん、出会うだけでは情報は得られません。継続して関係性を深めるためクラウド名刺管理サービスの「sansan」を駆使して連絡を取り、一緒に仕事をしたり、食事をする機会も得、各業界のリアルな情報を収集するようにしています。
このように今ではオンラインでもオフラインでも情報を収集する方法がたくさん用意されています。今日は皆さんに紹介する形でしたが、この分野で何が最善の方法なのか模索はまだまだ続きます。
2005年、慶應義塾大学入学直後、幼なじみの小島とアパレルのEC事業を開始。
2006年6月、小島と共にウィルゲートを設立、専務取締役に就任。Webソリューション事業の最高責任者として1400社以上にWebソリューションサービスを導入。
Webマーケティングの最先端を追求する一方で、営業現場では自身で累計200社以上の顧客を担当し、コンサルタントとしても活躍。経営者視点を持ったコンサルティングノウハウを営業・コンサルタントに伝授している。
ノウハウ共有の一環として、自社運営メディアにて一部記事の執筆も担当している。
※この記事は、誠ブログのTwitter,Facebook,グノシー,NewsPicks,話題のサービスで効率的に情報収集する方法より転載、編集しています。
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